冬の寒い朝には、窓やサッシ周りに大量に水滴がつく「結露」が発生しやすくなります。放置していると、窓枠までびしょびしょになってしまい、やがて黒カビが生えてしまうことも。
そこで今回は、窓の結露を防ぐために簡単にできる対策をご紹介します!
結露が起こる原因を知ろう!
結露を防ぐために、まずそもそもどうして結露が発生するのかを理解しておきましょう。
結露は、室内と屋外の寒暖差が大きいときに発生します。空気中には水蒸気が溶け込んでいますが、気温が高いほど含まれる水蒸気量は多くなるのが特徴です。
暖房などで暖められた空気は、冷たい窓に触れると一気に冷やされます。温度が下がり溶け込めなくなった水蒸気が、水滴となって窓ガラスに付着するのが結露です。
とくに室内の湿度が高いと、空気中に含まれる水蒸気が多くなるので結露しやすくなります。
簡単にできる結露対策
ここからは、簡単にできる結露対策を3つご紹介します。
換気する
結露対策として効果が高いのは、こまめに寒気することです。
結露が発生しやすい時期は、室内に湿気をこもらせないように常に換気扇を回しておくのがおすすめです。また、寒くなると窓を閉め切ったままになりがちですが、1時間に2回、2〜3分程度窓を開けて空気を入れかえるといいでしょう。その際は2方向の窓を開け、空気が流れるようにすることが大切です。
除湿する
室内の湿度を下げるには、除湿気を使って除湿するのも効果的です。
室内の湿度が60%以下に下がるよう調節すると、結露が発生しづらくなります。とくに洗濯物を室内干しすると、室内の湿度が大幅に上がってしまいます。洗濯物は浴室に干し、窓を開けて換気扇を回したり、サーキュレーターで空気を循環させたりするのがおすすめです。
結露防止グッズを使う
市販の結露防止グッズも、結露を防ぐのに役立ちます。梱包用のプチプチのようなエアキャップタイプは、窓ガラスと室内の間に空気の層を作ることで室内の空気が急激に冷えて結露するのを防ぎます。模様の入ったタイプなら、お部屋の雰囲気を損ないません。
ほかにも結露を防止するスプレーや、結露した水滴を給水するテープなどもあるので、試してみると良いでしょう。
まとめ
窓の結露を防止するには、室内の湿度を下げること、窓に直接室内の暖かい空気が触れないようにすることがポイントです。ただし根本的に解決するには、窓に内窓をつけるのがもっとも効果があります。
辰技建では「こんなことできるかな」といったご相談に応じていますので、まずはどんなことでもお気軽にお問い合わせください。