マイホームをリフォームする際、リビングに「小上がり」の設置を希望する人が増えています。
小上がりとは、床面から一段上がった畳スペースのことです。小上がりを作ることには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は、小上がりを作るメリットと、後付けリフォームするときのポイントを紹介します。
小上がりを作るメリット
小上がりを作ることには、以下の3つのメリットがあります。
①収納を増やせる
小上がりを作ると、段差部分に空間を確保できるので、収納として活用できるのがメリットです。畳を跳ね上げるようにしたり、段差部分を引き出しにしたりすることで、収納スペースを大幅に増やせます。
②段差に座ってくつろげる
小上がりを作ると、段差に座ってくつろげるようになるのも人気の理由のひとつです。ベンチのように使えるので、人数が多くてもイスを用意する必要がありません。「正座は苦手」という方は、収納を作らずに、掘りごたつ式にするのもおすすめです。
③部屋に立体感を出せる
小上がりがあると、部屋に立体感が生まれるためメリハリがつき、和洋折衷のおしゃれな空間を演出できるのもメリットです。お部屋のイメージチェンジを図りたいときには、小上がりを検討するといいでしょう。
小上がりを後付けリフォームするポイント
小上がりを後付けリフォームするときのポイントは、以下の2つです。
高さは30〜35cmがおすすめ
小上がりの高さは、30〜35cmが適切です。低すぎると収納として使えないうえ、つまずいて転倒する原因になり危険です。かといって40cmを超えると、上り下りするのが難しくなり、収納としても深さが深すぎて使いづらくなります。
②部屋としても利用するなら引き戸も設置
小上がりはオープンにしてリビングの一部とするのが一般的ですが、引き戸を取りつけると部屋としても利用できます。来客時に客間として利用したい場合には、引き戸の設置も検討しましょう。ただし引き戸をつけると、圧迫感が出る点には注意が必要です。
まとめ
リフォームで小上がりを後付けすると、収納を増やせる、くつろぎスペースが増えるといったメリットがあります。小上がりを設置するときには、用途を考えて扉の有無を検討するようにしましょう。
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