ドアノブにはいくつか種類があり、それぞれ特徴や使い勝手が異なります。デザインもかわいいタイプやレトロなもの、実用的で便利なものまでありますが、ドアノブを交換するだけでお部屋の雰囲気が変わるので、プチリフォームにおすすめです。
今回は、屋内で使われるドアノブの種類や、選び方のポイントを紹介します。
屋内で使われるドアノブの種類は主に2種類
まずは、屋内で使用されるドアノブにはどんな種類があるのかを紹介していきます。
握り玉(にぎりだま)
握り玉のドアノブは、昔からよくある握って回すタイプで玄関や室内ドアに採用されています。手でしっかりと握って回す必要があるので、握力を必要とすることが特徴です。サムターンを回したりプッシュボタンを押したりすることで施錠します。
レバーハンドル
レバーハンドル型のドアノブは、レバーを押し下げることによってドアノブを回転させるタイプです。握り玉と異なり握力を必要としないので、小さな子どもや高齢者などでも扱いやすいことが特徴です。レバーに鍵穴がついたものやノブの根元にロック機能がついた製品があります。
ドアノブの選び方
室内ドアのドアノブは、握り玉とレバーハンドルのどちらを選んでも基本的には問題ありません。ただ、ご紹介したとおり、握り玉は握力を必要とするため高齢になってくると開閉がつらくなる可能性があります。とくにこだわりがないようであれば、交換にあわせてレバーハンドルに変更するのがおすすめです。
ドアノブは自分で交換できる?
ドアノブは、既存のタイプと同じサイズのものを取りつけるなら、自分で交換可能です。また握り玉からレバーハンドルに変更する際も、握り玉が「チューブラ錠」と呼ばれるラッチボルト(先端が三角になっていて風圧などでドアが開かないようにするもの)だけがついたタイプなら、全体を取り換えなくてもハンドルだけを交換することもできます。
ただ、ドアノブの交換はDIYするには難易度は高めです。デザインや種類がまったく異なるものへと変更するときには、業者に依頼するのがおすすめです。
まとめ
室内ドアに取りつけられているドアノブには、握り玉とレバーハンドルがあります。握り玉は握力を必要とするので、今後を考えるのであればリフォームにあわせてレバーハンドルに変更するのがおすすめです。なおドアノブの変更は、現在ついているドアノブのタイプと異なるものへと変更するなら業者に依頼するのが無難です。