ウッドフェンスはDIYで設置できる?ポイントは基礎づくり

木製フェンス

家の周りを取り囲むフェンスは、家そのものの雰囲気を左右する存在です。そのため無機質で味気ないブロック塀ではなく、ウッドフェンスを設置したいと考える人は少なくありません。

ウッドフェンスはDIYでの設置も可能ですが、抑えておきたいポイントがあります。今回は木製フェンスを自分で取り付ける方法を紹介します。

ウッドフェンスは基礎づくりがもっとも重要

ウッドフェンスを設置するにあたっては、基礎づくりがもっとも重要なポイントになります。風にあおられ倒れないよう、基礎はしっかりつくりましょう。

 フェンスブロックを利用する

基礎にはフェンスブロックと呼ばれる、中央に穴があいたブロックを利用すると便利です。15〜18cm角の大きさで、高さが25cmのものと45cmのものがあります。フェンスが低く、風の影響がさほどない場所に設置するなら25cm、フェンスが比較的高く、風の強い場所に設置するなら45cmのものを選びましょう。

 間隔に気をつける

ウッドフェンスを設置するときには、基礎の間隔にも注意が必要です。基礎の数が少なければ設置の手間やブロック代を節約できますが、ひとつひとつにかかる負荷が大きくなってしまいます。設置するフェンスにもよりますが、最低でも90cm程度の間隔で基礎をつくるようにしてくださいね。

基礎ブロックを埋め、フェンスを立てる

基礎ができたら穴を掘り、ブロックを埋めていきます。ブロックの縦横幅の倍程度、深さはブロックの高さプラス5cm程度の穴を掘ります。穴を掘ったら底に砕石を敷き、上からしっかり圧をかけて固めます。穴にブロックを並べ、水平器で水平を取ってからブロックの周りにコンクリを流し込んで固めていきます。

ウッドフェンスの支柱には、アルミを使いましょう。木で支柱を立ててしまうと、やがて水分で腐って倒れてしまう可能性が高くなります。支柱を取り付けたフェンスを立てたら、穴あきブロックの中にコンクリを流し込んで固めます。

既存のブロック塀に木製フェンスを取り付ける方法もある

すでにブロック塀が立っているところに、木製フェンスを取り付けることも可能です。ブロック塀のてっぺんにアルミ支柱を差し込む穴をあける方法と、ブロック塀の裏側に支柱を取り付ける方法があります。既存のブロック塀の高さがなくて外からの視線が気になるようなら、検討してみてはいかがでしょうか。

辰技建では、木製フェンスの新設、既存ブロックへのフェンス設置 のご依頼も承っています。どうぞ気軽にお問い合わせしてみてください!