夏になると、植物が一斉に成長を始めます。雑草もその例外ではないので、勢いづく前に対策を施すのが最適です。
今回は、夏が近づくまでに進めておきたい「庭の雑草対策」を、3つ紹介していきます。
砂利や砕石を敷き詰める
庭全体に、砂利や砕石を敷き詰めると雑草対策になります。上を歩くと音がするので、防犯対策にも向いています。
砂利単体では完全に雑草を防ぐことはできませんが、砂利を敷いていないときよりは、生えてくる頻度ははるかに低くなります。砂利の隙間から生えてくる雑草は、気がついたときにこまめに引き抜くようにしましょう。
さらに雑草を抑えたいなら、砂利の下に防草シートを敷き詰めると効果が上がります。安価なものは隙間から雑草が生えてくるので、多少価格が高くても、不織布タイプのものを選ぶことがポイントです。
カバープランツを植える
雑草は気になるものの、子どもを遊ばせるので砂利だと転んだときが心配なときや、景観的に砂利は避けたいといったときには、カバープランツを植えましょう。
芝は代表的なカバープランツですが、花の咲くものを選ぶのもおすすめです。沖縄県なら、ヒメキランソウが繁殖力も旺盛で、踏みつけにも強く、長期間紫の小花をたくさん咲かせます。ランナーでどんどん増えるので、芝や砂利と組み合わせても雰囲気のいい庭に仕上がります。
芝やカバープランツは水やりが大変、けれども見た目は自然な雰囲気にしておきたい……といったときには、人工芝を検討してもいいでしょう。初期費用はかかりますが、長期間メンテナンスは不要です。
水で固まる土を使う
近年公共工事で広く採用されている、水で固まる土を使う方法もあります。固まる土はホームセンターでも入手でき、そのまま庭にまいて平らにならし、水をかけるだけで施工できます。
固まる土を敷くときには、晴れた日が続くのを見計らって行うようにしましょう。途中で雨が降ると中途半端に固まってしまい、見た目が悪くなります。
水で固まる土は、コンクリートよりは色合いが自然ですが、厚みを均一に保つのが意外と難しいこと、広い庭ではコストがかさむことがデメリットです。
まとめ
夏が近づき気温が上がり始めると、雑草も一気に成長を始めます。雑草対策を施すのであれば、成長の鈍い季節にすませておくのがおすすめです。
防草シートや固まる土の施工などはDIYでは難しいので、業者に依頼するとスムーズです。辰技建では那覇エリアを中心にさまざまなご依頼の相談に応じていますので、ぜひお問い合わせしてみてくださいね。