庭に人工芝を敷く メリット・デメリットと注意点

近年の人工芝は、見た目も自然の芝に近いものが増えてきました。自宅の庭に敷くことを検討している人も多いのではないでしょうか?とはいえ導入に際しては、 後悔しないようにメリット・デメリットを知ったうえで決めることをおすすめします。

今回は、庭に人工芝を敷くメリット・デメリットと、施工時の注意点をご紹介します!

庭に人工芝を敷くメリット

庭に人工芝を敷く最大のメリットは、芝刈りや水やりなどのメンテナンス不要で緑の庭を維持できることです。天然芝では手入れをしないと芝をいい状態に保てず、一部が成長しすぎてしまったり、水不足の部分が枯れてしまったりしますが、人工芝ではその心配が不要です。

また、天然芝の上で遊ぶと、芝刈りしたあとの芝の葉や、芝が薄くなった部分の土で汚れることがあります。対して人工芝は、直接土に触れることがなく、芝の葉がちぎれて服につくこともありません。

庭に人工芝を敷くデメリット

人工芝を敷くと、雑草抜きから解放されると思いがちですが、完全にしなくてよくなることはありません。人工芝は、シート状になったものに水抜きのための穴が空いており、そこから雑草が生えてきてしまうからです。

さらに、人工芝は砂や土などがたまってしまうと掃除がしにくいこともデメリットです。砂や土がたまると雑草が生えてきてしまうので、水で洗い流す必要があります。掃除のしやすさを優先するなら、毛足の短い人工芝を選ぶのがおすすめです。

庭に人工芝を敷く際の注意点

人工芝自体には雑草を防ぐ効果はないので、防草効果を期待するのであれば、人工芝の下に防草シートを敷くことが重要です。防草シートをきちんと施工しても、人工芝と基礎との境目などに雑草が生える可能性はありますが、それでも雑草抜きの手間は大きく軽減されます。

さらに、人工芝の下に流れた水がうまく排水するよう、勾配をつけることも大切です。下地がデコボコしたまま人工芝を敷いてしまうと、地面との間に隙間ができて浮きやめくれが発生する可能性もあります。人工芝を敷くときには、勾配をつけるのとあわせて下地の整地をしっかり行いましょう。

まとめ

庭に芝を敷きたいけれども手入れが面倒、と考えているなら、人工芝を検討してみてはいかがでしょうか。ただし人工芝を敷くときには、下地をしっかり作ったうえで防草シートを張り、その上に施工してくださいね!

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