家庭における水回りとして、お風呂場 、キッチン 、そしてトイレ のリフォームのタイミングを順番に見てきました。最後は洗面所リフォームのタイミングをご紹介します。
浴室と並んで脱衣所を兼ねているご家庭が多い洗面所は、どのようなタイミングでリフォームするとよいのでしょうか?
化粧洗面台のボウルがひび割れている
化粧洗面台のボウルは陶器製のものがほとんどであるため耐久性があり、なにもなければ100年でも使用に耐えるといわれています。しかし硬質な陶器は衝撃に弱く、堅いものを落としてしまうと、ヒビ割れたりかけたりしてしまうことも。
欠けただけであれば見た目はともかく使用に問題はありませんが、ヒビが入ってしまった場合には、そこから水がしみこんで、洗面所の床やひどければ床下まで劣化が及ぶ可能性があります。洗面台のボウルにヒビが入ったときには、早めにリフォームを検討しましょう。
化粧洗面台の水栓が劣化している
洗面台の水栓も、ステンレスが使用されているものが多いため、基本的には長持ちします。しかしパッキンなどの部品は消耗品であるため、経年とともに劣化し、水漏れが発生することも。パッキンの交換だけで済めばよいのですが、接続部分が劣化して水漏れしているような場合には、交換したほうがよいでしょう。
また沖縄の硬質な水は石灰を多く含んでいるため、水栓がすぐに白くなってしまいます。こまめに掃除ができず真っ白になってしまい、落ちなくなってしまった場合にも、交換するのがおすすめです。
洗面所の床が傷んでいる
浴室と隣り合っていることが多い洗面所は、湿度が高い状態が長く続くため、壁や床の劣化が早いことが特徴です。とくに床はお風呂上がりの湿った足で歩くことが多いため、速く劣化が進みます。床のフローリングがフワフワしてきたり、クッションフロアがめくれてきたりしたときには、床の張り替えを検討しましょう。
ライフスタイルに変化があった
家族が増えた、高齢者と暮らすことになったなど、ライフスタイルに変化があったときにも洗面所のリフォームを考えるよいタイミングです。お子さまが成長して朝に髪が洗える洗面台にしてほしいと言いだした、高齢者にあわせてバリアフリー化を検討したいなど、家族の成長や要望にあわせたリフォームを考えるとよいでしょう。
まとめ
朝顔を洗うときから夜寝る前に歯を磨くときまで、家族が何度も立ち入る洗面所は、気持ちよく使えるようにいつも清潔で居心地よい空間にしたいですね。
辰技建では化粧洗面台の取り替え工事から床の張り替え工事まで、さまざまなリフォーム工事を承っております。ご家族のご要望にあわせた洗面所の提案もいたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせをしてください。