水回りリフォームのタイミング③トイレ編

トイレの耐用年数は15年と言われていますが、便器自体は陶器製のため、大切に使えば100年でも長持ちします。そのためどのタイミングでリフォームするのがよいか、迷う方が多いのではないでしょうか。

水回りリフォームについて、お風呂場キッチン に続き、今回はトイレリフォームのタイミングを紹介します。

タイミング①便器のひび割れ

陶器製の便器は丈夫で長持ちしますが、衝撃を受けるとヒビが入ることがあります。いったんヒビが入ってしまうと修復できないため、取り換えるしかありません。機能性トイレの場合、便器を取り換えるタイミングですべてを交換リフォームする方が多いようです。

ひび割れは放置していると、水が床下に漏れてシロアリの被害が出る、構造自体にダメージを与えるなど家に悪影響を及ぼすため、早めにリフォームを考えましょう。

タイミング②黄ばみや悪臭がする

トイレが古くなってくると、こびりついた黄ばみが掃除では取れず、悪臭がする場合があります。特に配管から来る臭いは、配管ごと交換しないと解消されません。

最近のトイレは、汚れがつきにくい防汚機能を備えている、掃除がしやすく汚れが残りにくいように縁がないなど、清潔に保てる工夫が施されているので、リフォームすると一気に快適になります。

タイミング③ライフスタイルに変化があった

高齢者と同居することになったなど、ライフスタイルに変化があったときも、トイレリフォームを考えるタイミングです。和式を洋式にしたり、バリアフリー化したりするなど、どの年代でも使いやすいトイレへリフォームしておくと、将来自分が年を取ったときも安心です。

タイミング④新しい機能をつけたい

ウォッシュレットや自動開閉するふたなど、最新の機能が備わったトイレにしたいと思ったときもリフォームのよいタイミングです。最近ではヒートショックの予防のために、便座から温風を出すものや、夜中のトイレで眠気が覚めないよう、最小限の明かりを便器内に灯すタイプなど、さまざまな機能があるのでチェックしてみてくださいね。

まとめ

トイレは便器が長持ちするため、リフォームのタイミングが難しいものです。便器以外に故障が出た場合、その都度部品を交換してしのぐこともできますが、工事費も含めると結果的に高くつくこともあるでしょう。次にトラブルが起こったときには、思い切って交換リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

辰技建では、トイレリフォームの相談 も承っております。ささいなご相談にも応じておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせをしてください。