外構工事でフェンスをオシャレにしたい!素材の種類と注意点・業者選びのポイント

デザイン性の高いフェンスは外観がオシャレになるばかりでなく、プライベート空間の確保や防犯などの機能性も備えています。外構工事では、既存フェンスのリフォームや、新しくフェンスの設置を依頼することができますよ。最近では、さまざまな素材やデザインのものがあります。

そこで今回は、外構工事でフェンスをリフォーム・設置するさいにおすすめの種類や注意点をご紹介したいと思います。また、後々後悔しないために業者の選び方もぜひご参考ください。

外構工事のフェンスにおすすめの素材と費用相場って?

外構工事のフェンスに使用される素材はさまざまです。ここでは、フェンスにおすすめの素材と、それぞれの費用相場をみてみましょう。

アルミ製は耐久性メンテナンス性が高い

近年主流の素材はアルミ製です。これまでの鉄製のフェンスと比べてサビにくく、木製フェンスよりお手入れがラクなことが特徴です。また、カラーやデザインのバリエーションが豊富で、家の外観にマッチしたもの選ぶことができるでしょう。

一般的なメッシュフェンスなら、施工費をいれて施工幅1mあたり10,000円〜15、000円程度が相場です。一度溶かして型に流し込んで作られたアルミ鋳物フェンスは、曲線など複雑な形状が可能ですが割高になります。

スチール製ならアルミ製より安価

アルミ製より比較的安価なスチール製のフェンスも、どんな外観の住宅に馴染むため人気があります。格子状をしていることが多く、衝撃に強いことが特徴です。材料費と施工費をあわせて施工幅1mあたり4,000円〜6,000円が費用相場です。

ただし、アルミ製のフェンスと比べると格子の隙間が広いため、目隠しとしての機能はあまり期待できないかもしれません。

木製や樹脂製でデザイン性にこだわる

木のぬくもりが感じられる木製フェンスを設置したいという人も多くいらっしゃいます。ただし、天然木は水や日焼けに弱く、メンテナンスが大変です。ですから、最近では人工木材を使用したフェンスが人気があります。

木材を細かく砕いて粉状にした木粉を混ぜた樹脂製のフェンスや、アルミの鋳物で木目調にしたフェンスなどです。樹脂製フェンスは、アルミ鋳物製とアルミ製のちょうど中間あたりの費用相場になります。

外構工事でフェンスを設置するなら気をつけたい3つのこと

デザイン的にも機能的にもメリットが大きいフェンスですが、設置のさいに注意するべきこともあります。ここでは、問題になりやすいポイントを3つみてみましょう。

圧迫感のない高さ

通行人の視線を遮断するのに必要な高さは180cm程度といわれています。しかし、建物の高さは地面から約50cm程高いので、室内にいてもプライバシーが確保できる高さかどうか確認しましょう。とはいえ、あまりにも高すぎると圧迫感や閉塞感が出てしまったり、室内からの眺めに影響を与えてしまったりすることがあります。

また、隣家に接する目隠しフェンスの場合には、高すぎると日当たりが悪くなることも多いため、必要最低限の高さにとどめておくと無難です。

日当たりや風通しのよさも大切

当然ですが、四方をガチガチにフェンスで囲んでしまうと、日当たりや風通しが悪くなってしまいます。それでもフェンスとフェンスの間隔を広めにとることが気になる人は、下側は空間をとり、通行人の目線がある上側だけ設置するのもおすすめです。

最近では、細長い板状のものを斜めに重ねたルーバーフェンスが人気で、角度を調整することで採光性と通風性を上げることができます。また、ガーデニングが好きであれば、粗目のメッシュフェンスに、ツル性の植物で目隠しするのもオシャレです。

敷地の境界線問題

自分の敷地内にフェンスを設置する場合には、隣地との境界線をはみ出さないようにしなければいけません。境界線は所有している土地の4つの角にある境界標を結んだ線です。通常は簡単に見つけることができますが、もし見当たらないときは、土地家屋調査士に調べてもらうとよいでしょう。

隣人トラブルを避けるためにも、設置前に隣家への挨拶や、双方で境界線の確認をしてください。

外構工事はどこに依頼するの?業者選びのポイントとは?

外構工事でフェンスを設置するには、どのような業者に依頼するとよいのでしょうか。ここでは、後悔しないために業者選びのポイントをみてみましょう。

複数の業者に見積もりをとってもらう

外構工事をしている業者はたくさんあるので、まずは複数の業者に問い合わせてみましょう。業者のなかには、施工の一部を外部の業者に委託していることがあります。この場合、仲介マージンが発生するので、工事費用が割高になります。

お住まいの地域で多くの実績がある

地域に密着した業者を選ぶと、何かトラブルがあったさいはすぐに対応してもらえるので安心です。業者ホームページなどで、お住まいの地域での実績が確認できます。外構フェンス工事だけでなく、住宅のメンテナンスなどで長く付き合える業者を見つけましょう。

那覇市の外構工事はTASTUGIKENにお任せ

TATSUGIKENは、那覇市を拠点に外構工事や内装・水回りのリフォームサービスをしております。弊社では、見積もりから施工、明け渡しまでを同じスタッフが担当いたします。地域に密着した業者にしかできない、小さな工事でもお気軽にお問合せくださいませ。

まとめ

外構工事のフェンスでおすすめの素材は、耐久性とメンテナンス性ともに優れたアルミ製か、それより少し安価なスチール製です。最近では、木粉を混ぜた樹脂製のフェンスや、デザイン性の高い鋳物フェンスも人気があります。ご予算や建物にあったフェンスを選びましょう。

外構工事でフェンスを設置するさいは、高さや採光性・通風性に注意しなければいけません。また、隣家との境界線をめぐるトラブルにも気をつけましょう。