子どもが成長し個室を欲しがる年齢になり、部屋の間仕切りリフォームを検討してはいませんか?
新築時から、子ども部屋を分ける設計にしていた場合をのぞき、部屋を分割するリフォームはポイントを押さえて進める必要があります。
今回は、子ども部屋の間仕切りリフォームの成功ポイントを3つご紹介します。
仕切り壁は防音する
子ども部屋を間仕切りリフォームして2部屋にする場合、間に立てる壁は防音性を考慮しましょう。
子ども部屋を分割するとき、ただ壁を作ればいいと考えている方が多いようです。しかし、簡易的に作った壁は防音性が低く、子どもが互いのプライバシーを守りにくくなります。
プライバシーを確保しながら防音性を高めるためには、間仕切り壁を作るときに吸音性のあるロックウール(人造鉱物繊維の断熱材)やグラスウール(ガラス繊維の断熱材)を充てんしたり、遮音シートを使用したりすると良いでしょう。
ただ壁を立てるだけよりもやや高くなりますが、子どもの満足度は高くなります。
窓がなくなる場合は室内窓を検討する
のちのち部屋を分けることを考慮していなかった場合には、部屋を二分することで片方に窓がなくなることがあります。そうなると窓のない部屋は真っ暗になり、昼間でも電気をつけないと過ごせなくなってしまいます。
そんなときには、室内側に内窓を取りつけるのがおすすめです。外に向いた窓と比べると採光性は低くなりますが、大きさや位置をよく考えて取りつけると、十分な明かりを取り入れられるようになります。
ただし室内窓を取りつけるときも、プライバシーを守るためにすりガラスにする、カーテンやブラインドを取りつけるといった配慮が必要です。
コンセントは多めに増設する
子ども部屋の間仕切りリフォームでは、コンセントを多めに増設しておくことをおすすめします。
子どもは電化製品を使うことが多く、コンセントが不足すると不便です。勉強机の近くだけでなく、枕元に携帯を充電できるためのコンセントも必要でしょう。
あとからコンセントを設置するとなると、再度壁を剥ぐなど工事が大変になります。部屋を分けたときの家具の配置などを考えたうえで、コンセント増設工事も一緒にすませておきましょう。
まとめ
子ども部屋の間仕切りリフォームは、ただ壁を立てればいいと考えていると、分割後の満足度が下がります。多少費用が割高になっても、防音や室内窓、コンセントの増設などを一緒にすませることをおすすめします。
辰技建でも部屋の間仕切りリフォームのご相談に応じていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。