エアコンなしで部屋を涼しくするには?考えられる3つの対策

近年は温暖化の影響で、真夏には40度を超える地域もあるなど、異常なほど高温になる日が増えています。エアコンがあれば問題なく過ごせますが、すべての部屋に設置できるとは限りませんよね。エアコンが苦手で、できるだけ避けたい方もいるでしょう。

そこで今回は、エアコンなしで部屋を涼しくしたい方に向けて、考えられる対策を4つご紹介します。

対策① 換気を工夫する

エアコンなしで部屋を涼しくするためには、換気を工夫することがポイントです。

帰宅して家が暑いときには、まずは部屋の熱気を逃がすために窓を開けて換気しましょう。その際、一面だけでなく、対角線上にある反対側も窓を開け、空気の通り道を作ることが大切です。

反対側に窓がない場合には、ドアを開けて別の部屋の窓から空気が逃げるようにします。台所の換気扇を回すことでも、強制的に空気を循環させることが可能です。

対策② 天井に断熱材を入れる

夏の暑い日に天井に触れてみて、熱いと感じるような場合は、天井に断熱材が入っていない可能性があります。とくに沖縄の家はRC造が多く、強い日差しで照りつけられたコンクリートは、長く熱を含みなかなか冷えません。

古い家は断熱材が入っていないことが多いので、リフォーム会社などに相談し、天井裏に断熱材を仕込んでもらうと部屋の温度を下げられます。

対策③ 屋根や外壁に遮熱塗料を塗る

コンクリートが蓄熱するのを防ぐには、屋根や外壁に遮熱塗料を塗るのも効果的です。

遮熱塗料は熱の原因となる太陽光を反射させ、屋根や外壁の表面温度を最大で約15〜20℃も下げる効果があります。屋根や外壁が熱くなりにくいので、室内の温度上昇を抑えられます。

対策④ 遮光タイプのカーテンをつける

屋根や外壁に遮光塗料を塗っても、窓から直射日光が入ってくると効果が半減します。窓には遮光タイプのカーテンを取りつけて、窓から入る熱もできるだけ遮断しましょう。

日中部屋が暗くなってしまうのを防ぎたい場合は、レースカーテンを遮光タイプにするのがおすすめです。窓を開けて換気している間も、レースカーテンがほどよく光を取り入れつつ、適度に遮光してくれます。

まとめ

真夏になると室内の温度上昇が激しくて、家にいるのがつらいときには、空気を循環させること、家全体を遮熱することを考えましょう。

辰技建でも、屋根や外壁の塗装などのご相談に応じていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。