トイレリフォームの失敗を避ける3つのコツ

トイレのリフォームをしたものの、あとになって「こんなはずじゃなかった…！」と後悔する人は少なくありません。せっかく新しいトイレにしたのに、使うたびに悲しい気持ちになるのは避けたいものです。

そこで今回は、トイレリフォームの失敗を避ける、3つのコツを紹介します。

20年先を考えてリフォームする

トイレのリフォームは、そう頻繁に行うことはありません。トイレ本体はほとんどが陶器製で、割れや欠けが発生しなければ何十年も使えます。そのためいったんリフォームしたら、10年、20年とそのまま使い続けることがほとんどです。

トイレをリフォームするときには、今後20年はそのまま使うことを想定しておくことが大切です。家族が年をとってくることを考えると、バリアフリーにする必要はないでしょうか？今後のライフプランも考えて、どんなトイレにするかを決めましょう。

床材と壁材もあわせてリフォームする

トイレをリフォームするときには、便器や便座などのトイレ本体にばかり目が行きがちですが、床材や壁材もあわせてリフォームすることを検討しましょう。

とくに床材については、便器を取り外すタイミングで同時に新しくするほうが、効率よくリフォームできます。トイレ、壁、床と時期をずらしてバラバラにリフォームすると、費用も高くなりがちです。

トイレリフォームするときには、床材と壁材もあわせて交換するのがおすすめです。

予算上限を決めておく

最近のトイレは多機能になり、数十万を超えるものも増えています。この先20年使うとなると、できるだけいいものにしたいと考えても不思議ではありません。

しかし床や壁もあわせてリフォームするとなると、どんどん予算は増えていきます。そのためトイレリフォームをするときには、あらかじめ予算上限を決めておくのが成功の秘訣です。

「最低限取り入れたい機能」と「あるとうれしい機能」を書き出しておき、優先順位をつけて予算内でかなえられるところで線引きするのがポイントです。

まとめ

最近のトイレは、タンクレスになっていたり、自動洗浄機能がついていたりと多機能です。せっかく取り換えるなら…と予算はふくらんでしまいがちなので、最初からかけられる金額の上限を設定しておきましょう。

トイレは数十年に1度しかリフォームしないことを考えて、これから先のライフスタイルの変化もあわせて内容を検討することが大切です。