部屋に関する悩みは人によってさまざまですが、「狭さ」を挙げる方は少なくありません。住み始めた当初はそれほど問題に感じなくても、時が経つにつれて狭さの問題は表面化します。必要な物、好きな物を手に入れ、部屋の中に置いていけば、どうしても手狭になってきます。そんな悩みを解消するポイントをいくつかご紹介しましょう。
部屋を狭く感じさせる一番の原因は、言うまでもなく「物」です。まずは床の上にある物を片付けることから始めましょう。部屋の奥の方まで床面が見えるだけで、思いのほか広さを感じられます。 物を片付けようとすると、今度は収納場所が問題になります。もう物を置く場所がない、と思っていても、工夫次第でスペースを確保することは可能です。たとえば、押入れやクローゼットの中、洗面所、トイレなど、上の方に空きスペースがある場合は、そこに市販の突っ張り棚を設置すれば有効に活用できます。
下に収納が付いたベッドや、前後2列に並べられる本棚など、収容能力の高い家具を選ぶのも良いでしょう。
物を収納するために家具を置いたけど、逆に部屋が狭く感じられるようになってしまった……。これでは本末転倒です。特に背の高い家具は圧迫感を与える恐れがあるので、設置する際は注意せねばなりません。配置を考えることはもちろん、壁や他の家具と色を合わせることも重要なポイントです。
部屋の狭さは、物理的な要素だけでなく、視覚的な要素にも大きく左右されます。物を減らす・片付けることを心掛けると同時に、部屋を広く見せるために工夫することも考えるようにしましょう。
