かつてはトイレといえば和式が当たり前でした。しかし1977年に洋式便器の販売数が和式便器を越えて以来、衰退の一途をたどっています。今では新築住宅で、和式トイレを設置する家はまったくといっていいほど見られなくなりました。
和式トイレから洋式トイレへの入れ替わりが進んだのには、ちゃんとした理由があります。今回は、和式トイレのデメリットと、洋式トイレへのリフォームする2つの方法を紹介します。
汚れやすくニオイのトラブルが多い
和式トイレのデメリットのひとつは、排便したあとのニオイが広がりやすいことです。洋式トイレは、水がたまる部分が深くなっていますが、和式トイレは浅いため、すぐに悪臭が室内に広がってしまいます。
また、和式トイレでは水はねが起こりやすいのに、洋式トイレのようにシートでさっと拭き取る手軽な掃除ができません。そのため汚れた状態になりやすく、ニオイの原因となるのです。
高齢者やサポートが必要な人などが使いづらい
和式トイレは、使用するときには便器をまたいでしゃがむ必要があります。
しゃがむ姿勢をするには、膝を大きく折りたたむ必要があり、高齢者や足腰の弱い人にはかなりツライ姿勢です。またしゃがむときにはおなかと膝が近づくため、太り気味の人や妊婦さんには使いづらいことも問題です。
両親や自分自身が高齢になったとき、妊娠したとき、ケガで足腰を痛めたときのことを考えると、トイレは洋式にリフォームするのがおすすめです。
和式トイレから洋式トイレへリフォームする方法
和式トイレを洋式にする手軽な方法としては、かぶせるだけの簡易洋式トイレがあります。和式トイレにポンとかぶせるだけで、簡単に洋式トイレと同じように座って使えるようになります。
ただ、基本的に簡易洋式トイレは掃除が大変です。簡易洋式トイレのほとんどはプラスチック製で、汚れが落ちにくいことが特徴です。また、定期的に便座自体を持ち上げて裏面を洗う必要があり、手間がかかってしまいます。
衛生面や手間を考えるなら、簡易洋式トイレよりコストがかかってしまいますが、完全に和式トイレから洋式トイレへリフォーム工事するのがおすすめです。最近のトイレは高機能で汚れがつきにくく、ウォッシュレットも備えられるので快適に使えるようになりますよ!
まとめ
和式トイレは汚れやすく、また使用する際の姿勢が負担になります。簡易洋式トイレを設置すると、姿勢の問題は解消されますが、汚れやすい点は変わりません。
将来自分自身も年を取ることを考えるなら、本格的にリフォームするのがおすすめです。辰技建でも、和式トイレから洋式トイレへのリフォーム工事を受け承っていますので、お気軽にお声掛けくださいね!
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