網戸を取り付けたい!レールがない場合の対処法は?

新しく網戸を取り付けたいと考えているけれども、網戸レールがないからとあきらめていませんか?建物の状況にもよりますが、網戸レールがなくても網戸の設置は可能です!

今回は、網戸レールがない家で網戸を取り付けたいときの対処法を解説します。

対策①網戸レールを後付けする

最近の戸建て住宅で使用されている「住宅用サッシ」には、網戸レールがついているため簡単に網戸を設置できます。しかしなかには網戸レールの幅が狭くて通常の網戸が取り付けられなかったり、そもそもレール自体がついていないこともあります。

そんなときには網戸レールを後付けすることで、網戸を取り付けられるようになります。網戸レールは、既存サッシの外側にコンクリートドリルで穴をあけ、後付け網戸レールを固定する工事が必要です。レールさえ取り付けできれば、網戸の設置は可能です。

対策②室内側にプリーツ網戸を取り付ける

建物によっては、サッシの外側に網戸レールを取り付けられないこともあります。そんなときには、室内側にプリーツ網戸を取り付けるのがおすすめです。

プリーツ網戸は、製品にもよりますが、窓がはまっている木枠の幅が4cm以上あれば取り付けられるものが多いようです。ただし窓が内開きやスイングするタイプである場合は、干渉するため設置できません。

プリーツ網戸の設置する際には、まず窓枠の上辺と底辺にレールとなるカバーをビスで固定してから、網戸本体を取り付けます。プリーツ網戸は折りたたまれるため、使わないときはコンパクトに収納できるのがメリットです。

対策③突っ張り式の網戸を使う

網戸を取り付けたいけれども、賃貸だから工事はできない…という場合には、ネットをカーテンのようにつるすタイプの網戸もあります。奥行きが3cm以上あれば取り付けられて、レールを突っ張り棒式で取り付けるので、穴をあける必要がありません。

カーテンタイプなので虫の侵入などを完全に防ぐことはできませんが、風を通したい、けれども窓を全開にはしたくない、といったときにはおすすめです。

まとめ

網戸レールがない場合でも、レールを後付けしたり、窓枠に取り付けるタイプを選んだりすれば、網戸の設置は可能です。機能では劣りますが、突っ張り式のものなら賃貸でも網戸を取り付けられます。

網戸レールの取り付けは、DIYでは少々難易度が高いので、網戸の制作とあわせてリフォーム会社に依頼するのがおすすめです!辰技建でも網戸の新設工事を承っています ので、レールがないような場合にもご相談してみてくださいね!