温水洗浄便座(ウォッシュレット)を取り付けたい!自分でDIYできる?

自宅のトイレに温水洗浄便座を取り付けたい!けれども自分でできるのかな、と考えていませんか?温水洗浄便座の取り付けは、状況によって自分でできるケースとできないケースがあります。

今回は、温水洗浄便座をDIYで取り付ける方法を、順番に解説していきます。

まずはトイレ内に電源コンセントがあるかをチェック

温水洗浄便座は電気製品であるため、トイレ内に電源コンセントがないと使用できません。まずはコンセントの有無を確認しましょう。

トイレ内にコンセントがない場合には、電源コンセントを新たに設置する必要があります。コンセントの増設工事は、電気工事の有資格者以外認められていないのでDIYはできません。電気工事ができるリフォーム業者に、コンセントの増設と温水洗浄便座の取り付けを依頼しましょう。

便器のタイプ、サイズを確認する

便器はエロンゲートと呼ばれる大型サイズのものと、小型サイズのレギュラーに分かれます。便器の穴のサイズが、縦36cm〜38cmであればエロンゲート、縦32cm〜35cmであればレギュラーです。対応したサイズのものを選ばないと、便器よりも小さかった!大きすぎて不格好…、となりかねないため注意しましょう。

温水洗浄便座の取り付け方法

温水洗浄便座は、以下の手順で取り付けます。

①工具を用意する

プラスドライバーと、マイナスドライバー付きスパナ、もしくはモンキーレンチなどを用意します。

②水をストップさせる

トイレタンクの横側にある止水栓を締めて、水をストップさせましょう。

③給水管を外す

工具を使用して、既存の給水管を取り外します。工具で押さえながら、ゆっくりと上下のナットをゆるめます。

④分岐金具とフレキシブル管を取り付ける

給水管を取り外したら、分岐金具とフレキシブル管を取り付けます。

⑤便座を外す

既存の便座を固定しているナットをゆるめて取り外します。

⑥温水洗浄便座を取り付ける

先にベースプレートを取り付けてから、温水洗浄便座をプレートに差し込む形でカチッと音がするまで押し込んで取り付けます。

⑦給水ホースと電源を接続する

分岐水栓に給水ホースを取り付けて、止水栓を開きます。最後に電源を接続し、試運転で異常がなければ終了です。

まとめ

温水洗浄便座の取り付けは、トイレ内に電源コンセントがあればDIYでも可能です。ない場合には電気工事の資格を持つリフォーム業者に依頼しましょう。電源コンセントがある場合でも、自分で取り付けるのが不安な場合は、業者に依頼できます。

辰技建でも、電源コンセントの増設工事や温水洗浄便座の取り付け、トイレの全面リフォームなどを承っております。「こんなささいなこと頼んでいいかな」といったことも、ご遠慮なくご相談ください!