「天井クロスの色あせが気になる」「雨漏りでできたシミが目立つ」といったときには、天井リフォームを検討しましょう。
天井リフォームとひと口にいってもいろいろな方法があります。今回は、代表的な天井リフォーム4種類と、それぞれの注意点をご紹介します。
クロスの張り替えや再塗装
天井にすでにクロスが張られていたり塗装が施されたりしているときには、張替や再塗装をすることで部屋のイメージを刷新できます。
ただし天井だけを新しくすると、今度は壁が薄汚れて見えて気になり始めるものです。天井とあわせて壁のリフォームも同時に行うと、安くすむうえ部屋全体のイメージを統一できるのでおすすめです。
天井の穴や破損の部分リフォーム
なんらかの理由で天井に穴があいたり一部が破損したりしているときには、早めの補修が必要です。放置していると破損部分が広がってしまったり、空気が逃げることで冷暖房の効率が落ちたりしてしまうので注意しましょう。
天井の材質にもよりますが、基本的には小さな穴であれば、その部分のみ切り取って補修が可能です。ただし破損が大きければ、破損している部分のボード自体を交換する必要があるでしょう。
雨漏りなどが原因の大がかりな張り替えリフォーム
雨漏りなどが原因で天井に大きなシミができているようなケースでは、広範囲での張り替えリフォームが必要になることがほとんどです。乾燥しているように見えても、素材が吸水して弱っている可能性が高く、腐食が進んで天井が落ちてしまうかもしれず危険です。
雨漏りによる天井の劣化は、そもそもの雨漏りの原因を突き止めることも重要です。リフォームで一時的によくなって見えても、雨漏りが続けば再度シミができてしまいます。
天井を高くするリフォーム
「天井を高くして開放的な部屋にしたい」と、天井の高さを変えるリフォームを希望する人も多くいます。天井を高くすることで梁(はり)を見せたり照明を設置したり、部屋のイメージを一新できます。
ただし天井を高くすると、冷暖房が効きにくくなり光熱費が高くなったり、防音性が低くなったりする可能性があります。デザイン性は高くなりますが、本当に必要なリフォームかをよく考えるようにしましょう。
まとめ
天井のリフォームは、目的によっていろいろな方法があります。基本的には天井だけより壁とあわせて部屋全体をリフォームするほうが、部屋のイメージを統一できるのでおすすめです。
辰技建でも、天井張り替えリフォームのご相談を承っておりますので、どうぞ気軽にお問い合わせをしてみてください!