窓やサッシ周りのカビ退治!安全な方法をご紹介

カビ退治

窓やサッシ周りは外気の影響を受けやすく、カビが発生しやすい場所です。放置していると家族の健康にも影響が出てしまう可能性があるので、見つけたら早めに除去しましょう。

今回は、安心・安全な材料を使用したカビ落としの方法を紹介していきます!

カビがつき始めたばかりなら洗剤や重曹で落とそう

カビがつき始めたばかりなら、洗剤で簡単に落とせます。中性洗剤や台所用洗剤を混ぜた水に、雑巾を浸して固く絞って水拭きします。完全に乾いてしまわないうちに、乾いた雑巾でから拭きしましょう。

洗剤の代わりに重曹を使うのもおすすめの方法です。300ml程度のぬるま湯に、大さじ1杯程度の重曹を混ぜたものをスプレーし、乾いた雑巾で拭き取ります。

カビの繁殖が進んでいる場合には酸素系漂白剤と重曹を使用

カビの繁殖が進んでいて、洗剤や重曹だけでは落ちない場合には、酸素系漂白剤の力を借ります。漂白剤ではありますが、カビキラーなどの塩素系よりは安全です。

大さじ1杯のぬるま湯に対して、大さじ1杯の粉末の酸素系漂白剤と、同じく大さじ1杯の重曹を混ぜ合わせてペーストを作ります。ぬるま湯の量を調整し、窓枠に塗りやすい固さに仕上げましょう。

作ったペーストを窓枠のパッキンの上に塗りつけ、ラップなどでパックして1時間程度放置します。ラップをしないと水分が蒸発して効果が落ちるため、ラップは必ず使うようにします。

ラップをはずしたら雑巾で水拭きし、最後に乾いた布でから拭きして仕上げます。

普段のお手入れでできること

サッシのカビは、普段のお手入れ次第で発生を抑えることが可能です。窓枠のカビは湿度と汚れが大敵なので、この2つを減らすことがポイントです。

冬に窓が結露してしまったときにこまめに拭き取る、掃除をするときには窓枠も軽く拭くなど気をつけるようにしましょう。

まとめ

窓枠のカビは、軽いうちなら洗剤や重曹で落とせますが、重度になると酸素系漂白剤の力が必要で手間がかかってしまいます。カビは湿度とホコリがあると発生してしまうので、普段のお手入れが大切です。

沖縄県など湿度の高い地域に住んでいると、どうしてもカビが生えやすくなります。根本的に解決するには、窓を二重窓にするのがおすすめです。今の窓の内側にもう一枚窓を取り付け二重にすることで、間に空気の層を作り温度変化による結露を防止します。

二重窓にすると、結露を防ぐだけでなく、防音や冷暖房効率を上げる効果もあるので検討してみてはいかがでしょうか。