ウッドデッキに屋根は必要？屋根をつけるメリットデメリットと注意点 |

ウッドデッキを庭につけているご家庭は多いですが、屋根までつけている方はそれほど多く見られません。ウッドデッキに屋根をつけるかどうかは、メリットデメリットを見比べて、判断するのがおすすめです。

今回の記事では、ウッドデッキに屋根をつけるメリットデメリットと、屋根をつける際の注意点を紹介します。

ウッドデッキに屋根をつけるメリット

ウッドデッキを屋根につける最大のメリットは、ウッドデッキ本体の劣化を遅らせることが可能になることです。

ウッドデッキは屋外に設置するため、風雨や紫外線にさらされることでどんどん劣化していきます。屋根をつけることで、雨や紫外線を防げるようになり、劣化速度を遅くできます。

屋根をつければ、強い日差しが当たらなくなるので、夏場に室内の温度が上がることも防げます。雨も防げるようになれば、洗濯物などを干すときも、天気を気にしなくて良くなることもメリットです。

ウッドデッキに屋根をつけると、開放感がなくなってしまうことはデメリットです。とくに明かりがまったくはいらないタイプにしてしまうと、ウッドデッキに続く室内も暗くなってしまうので要注意です。

屋根をつけると、突風や台風など、強い風にあおられる心配があることも気になります。また、素材によっては汚れが目立ち、外観を損ねる可能性があることもデメリットです。

ウッドデッキに屋根をつけるときには、風にあおられても外れてしまわないよう、しっかりと強度を保つことが大切です。

台風が多い地方では、完全にふさぐタイプの屋根ではなく、パーゴラなどを組むのがおすすめです。つる性の植物をはわせるようにすると、天然木のウッドデッキの雰囲気を損なうことなく、日陰を確保できます。

シェードタイプやロールスクリーンタイプの屋根も、柔らかな日差しを取り込みながらも日陰を作れます。天候にあわせて巻き取れるので、強風が吹くときでも安心です。

ウッドデッキに屋根をつけると、雨風や強い日差しを遮れるので、快適に過ごせるようになります。しかし、強風が吹くとあおられる心配があるので、強度はしっかり保つようにしましょう。

明かりをとりいれつつ、日陰を作れるパーゴラやサンシェードなどで屋根を作れば、強い雨は防げませんが、適度な日陰は確保できるのでおすすめです。