厳しい日差しや風雨、そして潮風にさらされるウッドデッキは、メンテナンスをしていても劣化が進んでしまいます。耐久性が高いハードウッドを使用していても、湿度が高い沖縄ではどうしても腐りや割れが発生してしまうのです。
傷んだウッドデッキはどのように補修すればいいのでしょうか。
ウッドデッキの傷んだ床板材をはがす
まずはどの程度の補修を施すか、ウッドデッキの状態を確かめます。ウッドデッキの一部にしか雨が当たらないなど、全体が傷んでいるわけではないなら、部分補修で問題ありません。全体的に傷みがみられるようなら、思い切って全面張り替えます。
まずは傷んだ床板材を外していきます。劣化した板はささくれが出るなどしているため、軍手などをはめて作業しましょう。床板材は木ネジでとめられていることがほとんどなので、電動ドライバーを使って外していきます。
ネジが外れたら、バールなどを使用して、床板を外してください。基礎部分を痛めないよう、注意しましょう。
新しい床板材を張る
新しい床板材は、もともと張られていた板と同じものを選ぶのが基本ですが、違った種類に張り替えても問題ありません。
自分で床板を張るのであれば、長さをカットするときには電動ノコが必要になります。手でカットもできますが、量が多いこと、ハードウッドを使用するなら硬いことから、かなり大変な作業になる覚悟が必要です。
カットした床板材は、穴をあけてから土台に木ネジで固定していきます。直接木ネジを打ち込むと、ゆがんだり木がひび割れたりするため面倒でも下穴をあけるようにしましょう。
ウッドデッキの腐食防止に塗装する
床板材をすべて張り終えたら、腐食防止に塗装を施します。ウッドデッキに使用する塗料 は、木材の奥までしみ込む浸透性塗料がおすすめです。浸透性の塗料は木材の風合いが残り、また塗ったあとにひび割れたとしても内部からウッドデッキを守ってくれます。
塗料には油性と水性がありますが、油性のほうが耐久性に優れています。水性塗料は油性と比較すると耐久性には劣りますが、化学物質を含まないものもあるため、お子さまやペットがいるなど気になる方はそちらを選ぶといいでしょう。
まとめ
ウッドデッキの張り替えは、DIYでも可能です。しかし範囲が広い、根太部分まで傷んでしまっている場合には、業者に依頼したほうが安心です。辰技建ではウッドデッキの張り替えや塗料の塗り替えも承っております。那覇近辺でウッドデッキの張り替えを検討している方は、ぜひお問い合わせをしてください。