庭と道路、あるいは隣家との境界に塀を立てることを考えたとき、最初に候補に挙がるのは「ブロック塀」ではないでしょうか。大きな地震で倒壊したことが報道され、印象が悪くなったブロック塀ですが、正しく施工すればとても頑丈で安全なものです。
今回はブロック塀を設置するメリットを、5つ紹介します。
メリット①ブロック塀は安価に設置できる
境界にブロック塀を設置する最初のメリットは、他の塀と比較すると安価に設置できることです。ブロックは単体での価格はそれほど高くありません。ホームセンターなどでも1本100〜200円で購入できます。もちろん塀の設置を業者に依頼すると人件費がかかるためコストはかさみますが、材料そのものとしてはブロックは安価です。
メリット②目隠しになりプライバシーが守れる
ブロック塀はフェンスなどと比較すると、向こう側が見えないため目隠しになりプライバシーを守れることもメリットです。もちろん目隠しにするためにはある程度の高さが必要ですが、一定の高さを確保することで侵入することに対する心理的な壁も作るため、防犯性も高まります。
メリット③ブロック塀は風圧に強い
ブロック塀は風圧にも強いことが特徴です。きちんと施工したブロック塀は、台風でも崩れることはありません。時折大きな台風のあとに崩れたブロック塀を見かけることがありますが、きちんと鉄筋が通っていないなど基準が守られていないものがほとんどです。基準を守って施工されたブロック塀は、台風の風圧にもしっかり耐えます。
メリット④ブロック塀は耐火性がある
ブロック塀は不燃物であるため、耐火性があります。そのため火災などが発生した場合も、延焼を防ぐ役割があります。アルミフェンスや木製フェンスには耐火性はなく、塀の素材で耐火性があるのはブロックだけです。
メリット⑤メンテナンスが楽
ブロック塀はメンテナンスが楽なことも特徴です。風雨にさらされ、コケやカビで黒ずんできてしまいますが、高圧洗浄機などで水洗いしてやると、きれいな状態に戻ります。ブロック塀は耐久性も高いため、しっかり施工されていれば20年でも30年でも長持ちすることも特徴です。
まとめ
台風の多い沖縄県では、道路や隣家との境界をブロック塀で囲んだ家が多くあります。ブロック塀が傾いている、ヒビが入っているなど状態が気になる場合には、補修や建て替えが必要かもしれません。辰技建ではブロック塀の補修 なども承っていますので、気になることがあるようでしたらいつでもご相談してください。