トイレリフォームをするときには、トイレ本体、床、壁については色や素材などをいろいろと考えるものです。しかしそのときに、収納まであわせて考える人は意外と少ないようです。
トイレはトイレットペーパーやタオル、掃除道具など、収納すべきものがたくさんあります。今回は、トイレリフォーム時に考えたい、トイレの収納についてご紹介します。
トイレの収納は「浅く」が基本
トイレは空間自体が狭いため、収納に多くのスペースを取れることはほとんどありません。効率的に収納スペースを確保するなら、「浅く」を基本にするといいでしょう。
トイレで収納しなければならないものは、トイレットペーパーやタオル、ペーパー式のトイレクリーナー、掃除道具ぐらいでしょう。そのため基本的にはトイレットペーパーが乗る程度、奥行き17〜18cmで考えれば十分です。
トイレの奥にキャビネットや吊り戸棚を設置
収納の設置場所としては、トイレの奥にキャビネットや吊り戸棚を設置するのが一般的です。キャビネットはトイレタンクを隠す形でトイレの後ろに設置し、両サイドを開閉式の収納にします。上に手洗いがついている場合は、手洗いだけを出す形で造作するとおしゃれにイメージチェンジできます。
トイレタンクの上のスペースに、吊り戸棚を設置するのもよくある方法です。ただし高さによっては、トイレットペーパーが切れたときに手が届かずに、立ち上がらなくてはならないかもしれません。その場合は次にご紹介する方法と併用するといいでしょう。
トイレットペーパーホルダー上に棚を設置
トイレにはタオルなどは収納せず、予備のトイレットペーパーを置くだけでいいと考えるなら、ペーパーホルダーの上に小さな棚を設置するだけで十分です。
L字になった棚受けアングルを取りつけて、トイレットペーパーが2個ほど並ぶ棚を作ると十分役目を果たします。体をひねって後ろからペーパーを取り出さなくてすむので、体の硬い人や高齢者にも便利でおすすめです。
まとめ
トイレの収納は、タオルや掃除道具も収納するならキャビネットや吊り戸棚を、トイレットペーパーの予備だけでいいならペーパーホルダーの上に小さな棚を設置するといいでしょう。
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