リフォームで防音できる?窓・壁・床にできる対策とは

「子どもの泣き声が近所迷惑になっていないか気になる」「下階に音が響かないか気を遣う」と悩んでいませんか?音を出さずに生活するのは難しいとはいえ、音を気にせず過ごしたいですよね。

そんなときには、防音リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。防音リフォームは、施工する場所によって得られる効果が異なります。今回は、窓・壁・床にできる防音対策をご紹介します

窓の防音リフォーム

窓にできる防音対策としては、窓ガラスを防音効果のあるものに交換する方法があります。しかし実際のところ、窓から伝わる音の多くは、窓ガラスではなくサッシのすき間から出ていきます。そのため窓ガラスを防音対応のものに交換するより、今ある窓の内側にもう1つ窓を取りつけて、二重サッシにするほうが効果的です。

今の窓の木枠の幅が、5cm程度以上あれば二重窓を取りつけるのは難しくありません。幅が狭ければ、木枠を増設して対応します。

壁の防音リフォーム

壁を防音するときには、吸音材と遮音シートを壁の内部に埋め込みます。壁を張り替える必要があるため、壁紙を張り替えるリフォームとあわせて行うと、費用を節約できるのでおすすめです。

壁のリフォームまで待てない場合には、壁に備え付けられた換気口に防音対策するだけでも効果があります。換気口に発泡ウレタンでできたサイレンサーと呼ばれる部材を取りつけると、漏れ出る音を軽減できます。防音の基本は「漏れ出る箇所をふさぐこと」なので、単純な方法ですが、一定の効果を得られます。

床の防音リフォーム

床の防音リフォームは、防音効果のある床材に変更するのが基本です。防音フローリングは、裏に緩衝材がついたもので、ものを落としたときなどに音が響くのを軽減します。リフォームにあわせて採用を検討するといいでしょう。

今すぐ対策したいなら、防音カーペットを敷くことをおすすめします。防音カーペットは、カーペットの下にマットやウレタンなどを張り合わせたものです。一般的なカーペットより厚みがあるので、しっかり音を吸収してくれます。

まとめ

家から漏れ出る音が気になるときには、リフォームとあわせて防音対策を施すのがおすすめです。サイレンサーを取りつけたり、防音カーペットを敷いたりするだけなら、今すぐにでも対策できます。

辰技建では、壁や床の張り替えなどの内装リフォームのご相談にも応じております。「こんなことできるかな」「こんなこと頼んでもいいのかな」と思うようなことも、お気軽にお問い合わせしてください!