勝手口や出入り口の上に庇(ひさし)がないと、雨が降ったときの出入りが大変です。入り口を開けるたびに雨が吹き込み、中に入ってから傘を畳むことになるため室内も汚れてしまいます。
出入り口の庇は後付けも可能なので、取り付けを検討してみませんか?今回は庇の役割と種類を紹介していきます。
そもそも庇(ひさし)とは?
庇とは、玄関や勝手口など人が出入りする場所の上部に取り付けられるでっぱり部分のことです。出幅は60〜120cm程度のものまでいろいろで、希望に応じて設置できます。ウッドデッキの上部に設置すれば、リビングからゆるやかにつながる部屋のひとつとして使えるようになります。
庇には室内に雨が入らないようにすると同時に、強い日差しから守る役割も果たします。庇は室内に雨や紫外線の影響で、床や壁が劣化するのを防いでくれるのです。
後付けする庇(ひさし)の種類
ここからは、後付けする庇の種類を紹介していきます。
木製
木製の庇は、昔の住宅でよく使用されていました。和風なイメージがありますが、ナチュラルであたたかみのある雰囲気の、洋風のお家にもマッチします。耐水性のあるヒバ系を使用すると長持ちしますが、ウッドデッキのように十分な塗装を施せば問題ありません。耐久性を高めるなら、支柱に金属を使用するのがおすすめです。
金属製
丈夫で長持ちする金属も、庇によく用いられる素材です。
たとえば軽量で扱いやすいアルミは、庇に向いています。価格も比較的安く耐久性があるので、近年玄関に多く用いられている素材です。ほかにはガルバリウム鋼板や、トタンを用いるケースも見られます。
いずれも雨が直接素材に触れてしまうとサビが出て、腐食する可能性があるため、定期的に塗装メンテナンスするのがおすすめです。
ポリカーボネート製
紫外線カットタイプのポリカーボネートを庇に使用すると、光を通して明かりを確保しながら雨と紫外線をカットできます。木や金属で出幅の大きな庇を取り付けると、雨や直射日光は防げるものの、室内が暗くなってしまいますが、ポリカーボネート製ならその心配が不要です。
まとめ
玄関や勝手口、ウッドデッキの出入り口などに庇を設けると、雨よけや日よけとしての機能を果たし、快適に出入りができるようになります。庇は後付けも可能ですが、DIYでは強度が保てない心配があります。台風などの強風で飛んでしまうと重大な事故につながる恐れもあるので、取り付けは業者に依頼するのがおすすめです。
辰技建でも、庇の取り付けを承っております ので、どうぞお気軽にお問い合わせをしてください。
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