後ろにタンクがなく、スッキリとした見た目をしたタンクレストイレの人気が高まっています。「今度のリフォームではタンクレストイレにしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか?
しかしタンクレストイレには、メリットだけではなくデメリットもあります。取り付けてから後悔しないためには、両者を知ったうえで導入を決めることが大切です。今回はタンクレストイレのメリットデメリットを紹介します。
タンクレストイレのメリット
まずはタンクレストイレのメリットを2つ紹介します。
掃除が簡単
タンクレストイレは、便座と便器が一体型となったコンパクトな造りをしていて凸凹が少ないことが特徴です。飛び散った汚れが入り込むすき間が少ないため、掃除が簡単になります。後ろにタンクもないので、掃除する部分が少なくてすむこともメリットです。
見た目がおしゃれで省スペース
タンクレストイレはタンクがないため、従来のトイレよりも少ないスペースで設置できるのでスペースを広く使えます。一般的なタンク付きトイレと比較すると、高さで30cm、奥行きで10cmほど広くなります。見た目にもスッキリしておしゃれなこともポイントです。
タンクレストイレのデメリット
続けてタンクレストイレのデメリットも、2つ確認しておきましょう。
停電時に使いづらい
タンクレストイレは、水を出したり止めたりの動きを電気で制御しているため、停電になると自動で水が流れないことがデメリットです。使用する際には水をバケツで流し込み、流すときには便器の後ろのほうにある手動レバーを使う必要があります。
水圧が弱いと使えない可能性がある
タンクレストイレは水道に直結するため、水圧が弱いと流れない場合があります。十分な水圧があるかを確認してから導入しましょう。ただ、近年はブースター付きのタンクレストイレも販売されているので、そちらなら問題ないケースも増えています。購入する際には、業者に事前相談するのがおすすめです。
まとめ
タンクレストイレは掃除しやすく見た目もおしゃれですが、停電時には使いにくい、水圧が低いと使えないケースがあるといったデメリットもあります。停電の多い地域では、停電した際の扱いを事前に確認しておきましょう。
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