人工ウッドデッキを設置するメリットとは？デメリットもあわせて紹介

一軒家を購入したら、庭にウッドデッキを設置したいと考える人は少なくありません。天然木の印象が強いウッドデッキですが、最近は人工ウッドデッキを選ぶ人も増えてきました。

今回は、人工ウッドデッキとはどういったものなのか、メリットデメリットをあわせて紹介します。

人工ウッドデッキとは

人工ウッドデッキとは、木粉に樹脂などを混ぜ合わせて作られた「人工木」を使用して組み立てるウッドデッキを指します。なかには木粉を一切使用しない人工木もあります。樹脂のほかには紫外線防止剤や酸化防止剤などが添加されていることが、人工木の特徴です。

人工ウッドデッキのメリット

人工ウッドデッキのメリットを2つ紹介します。

　耐久性が高い

人工ウッドデッキは、天然木と比較すると耐久性に優れていることがメリットです。紫外線や雨の影響を受けにくく、経年劣化の進行が遅いためです。天然木ではないので、シロアリ被害にあう心配もありません。

　メンテナンスが簡単

天然木のウッドデッキは、紫外線や雨による腐食や劣化を避けるために、定期的に塗装メンテナンスを行う必要があります。人工ウッドデッキは木材自体に紫外線防止剤などが含まれているので、基本的には表面塗装は不要です。

人工ウッドデッキのデメリット

続けて人工ウッドデッキのデメリットを2つ紹介します。

熱くなりやすい

人工木は主原料のひとつである樹脂に熱がこもりやすいため、真夏の直射日光に長くさらされていると熱くなることがデメリットです。場合によっては素足で歩けないほど熱くなるので、夏にはサンダルを使用する必要があります。近年は熱がこもりにくい製品も発売されているので、設置場所によってはそういったものを選ぶのもおすすめです。

　天然木ならではのナチュラル感に欠ける

最近は技術が向上し、天然木に近い見た目の人工木も見られるようになりました。しかし本物の天然木のような質感や香りは、人工木にはありません。天然木は経年により独特の風合いが出てきますが、そういった楽しみが味わえないのも人工ウッドデッキのデメリットです。

まとめ

人工ウッドデッキは、熱くなりやすい、ナチュラル感に欠けるなどのデメリットがありますが、劣化しやすい、メンテナンスが大変といった天然木デメリットをカバーしてくれます。取り扱いも簡単なので、初めてウッドデッキを設置する場合や、メンテナンスから解放されたいときにはおすすめです。

辰技建では 人工ウッドデッキの設置 も承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせしてみてください。