フローリングについた傷の補修方法

フローリングの傷は、小さなものなら自分で補修が可能です。こすれた程度のすり傷なら、クレヨンタイプの補修剤を使い、塗り込むだけできれいになります。塗りすぎてしまった部分を、ヘラなどで平らにすることがきれいに直すポイントです。

えぐれ傷やひっかき傷、へこみ傷などの大きな傷は、カッターなどを使い、傷より一回り大きく床材を取りのぞきます。そこに充填タイプの補修剤を埋め込んで、平らに仕上げます。同じ色の補塡剤がなければ、上からクレヨンタイプの補修剤で色づけしましょう。

フローリングを傷つけない工夫

フローリングに傷をつけないためには、カーペットなどを敷くのが一番いい方法です。けれどもせっかくフローリングなのに、カーペットを敷きたくないこともあるでしょう。

そのような場合には、テーブルや椅子などの脚に、ゴムやスポンジなどの緩衝材を貼ると傷を防げます。緩衝材は、家具を滑らせて動かしやすいタイプもあります。そのようなタイプを使用すると、家具を移動して掃除もしやすくなるのでおすすめです。

ゴミ箱などは、小さなフロアマットなどの上に置くようにするだけでも、こすれ傷を防げます。色が気になるときには、マットのかわりに薄いコルクのシートを使用すると、気にならないので探してみてください。

全体的に劣化が進んだら張替を検討しよう

フローリングの傷は、小さな傷なら自分で補修が可能です。しかし全体的に傷が目立つ、日焼けして色あせているような場合には、自分で補修するのは困難です。フローリング全体の傷みが気になるようになったら、張り直しを検討するようにしましょう。