毎日顔を洗ったり歯を磨いたり、またお風呂と隣り合っているため湿度が高い洗面所は、家の中でも劣化が進みやすい場所です。洗面所の床が傷んできて、張替を検討しているご家庭も多いのではないでしょうか?
この記事では、洗面所の床材の種類と、選び方のポイントを紹介します。
洗面所の床材の種類
洗面所の床材に適した素材を3つ紹介します。
・クッションフロア
クッションフロアは、ビニール系の床シートの一種です。シートの中間層に「発泡塩化ビニール」と呼ばれる柔らかい素材が挟まれているため、名前のとおりクッション性があって柔らかいことが特徴です。
ビニール製のため水を弾きやすく、色やデザインも豊富。フローリングに似たデザインのものもあるため、フローリングにしたいけれども水回りだし……と思う場合にはおすすめです。
・フロアタイル
フロアタイルは、塩化ビニールでできた床材のことで、塩ビタイルとも呼ばれます。クッションフロアと似ていますが、フロアタイルはクッションフロアのようなクッション性はなく、そのかわり耐水性が高いことが特徴です。
木目調、大理石の石目調などいろいろな種類があり、デザイン性に優れています。
・フローリング
フローリングには無垢材と合板の2種類がありますが、無垢材のものは水が染みこみやすいため洗面所には向きません。合板のものは耐水性や耐汚性を強化した製品も販売されていて、洗面所に使用できるものもあります。ただしクッションフロアやフロアタイルほどの耐水性は期待できません。
洗面所の床材を選ぶポイント
洗面所の床材を選ぶときには、以下の2つのポイントを重視しましょう。
・耐水性がある
洗面所は日常的に水を使う、お風呂場と隣接していることが多く、洗濯機を設置しているご家庭もあるでしょう。湿気がたまりやすいため、耐水性がある素材を選ぶことがもっとも大切なポイントです。
・滑りにくい
洗面所は水でぬれることが多い場所なので、滑りにくい素材を選ぶことも大切です。とくに高齢者のいる家庭では、転倒すると大ケガにつながることがあるため、滑り止め加工されたような素材を選ぶようにしましょう。
まとめ
水回りである洗面所の床材を選ぶときには、耐水性と滑りにくさをポイントにして選ぶようにしましょう。辰技建では床材の張替も承っています 。既存の床材が傷んでいて張り替えたいときには、いつでもご相談してください。