まとめて「水回り」と呼ばれるお風呂場、キッチン、洗面所、そしてトイレは湿気がたまりやすく家の中でも早く劣化する場所です。水漏れなどを放置していると家そのものにダメージを与えてしまうため、適切なタイミングでリフォームするようにしましょう。
今回は、水回りの中から「キッチン」をリフォームするタイミングを紹介します。
タイミング①蛇口から水が漏れる
キッチンシンクが劣化してくると、水栓の接続部や蛇口の付け根からにじむように水が漏れはじめます。最初は気がつかない程度の水漏れなので、つい放置してしまいがちですが、そのままにしておいた場合には、パイプ部分の金属を腐食するなど大きなダメージにつながる可能性があるため、早めの交換がおすすめです。
タイミング②排水口が詰まる・臭う
排水口にはゴミを受けるキャッチャーが取り付けられていますが、細かな穴からどうしてもゴミが流れ出てしまいます。長年の汚れや油がこびりついてしまった場合、ぬめりとなっていやな臭いを放ち、詰まってしまうこともあります。掃除をしてきれいになるうちはよいのですが、掃除をしてもすぐに詰まるような場合には、取り換えを含めリフォームを検討しましょう。
タイミング③しつこい油汚れが取れない
コンロやコンロ周りの壁などに油汚れがこびりついてしまい、掃除をしても取れなくなってしまった場合もリフォームのタイミングです。汚れを放置していると、コンロに穴があいてしまうこともあるため早めに交換を考えましょう。最近のコンロは、使ってすぐならさっとひと拭きできれいに汚れが落とせるようになっているため、リフォームすることで掃除の手間も減らせます。
タイミング④換気扇やコンロに不具合がある
換気扇やコンロはこまめに掃除をしていても、経年劣化で不具合が出てきてしまいます。修理して使い続けることも可能ですが、大型器具に不具合が出るなら他の設備も相応に経年劣化が進んでいると考えられます。思い切って全体をリフォームしたほうが、1つずつ順番に取り換えていくより結果的に安上がりになる可能性もあるでしょう。
まとめ
キッチンは水だけではなく油も使用するため、普段からのこまめな手入れが長持ちさせるポイントになります。蛇口の劣化だけであれば部分補修や交換でも問題ありませんが、コンロやシンク自体が劣化してきた場合には、キッチン自体を交換したほうがよいケースもあります。
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