玄関ドアには片開きドアや親子ドアなどさまざまな種類 がありますが、ドアそのものの素材については大きく「金属製」と「木製」に分かれます。金属製はさらにアルミ、スチール、ステンレスなどに分かれますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
今回は玄関ドアの素材について、ご紹介していきます。
金属製ドアの種類と特徴
・アルミ製ドア
金属製ドアのなかで、近年もっとも多く見られるのはアルミ製のドアでしょう。アルミは金属のなかでも比較的軽く、そして耐久性にも優れているため、頻繁に開け閉めをしてさらに風雨にさらされる玄関ドアには適した素材です。多くの種類がメーカーから販売されているため、たくさんのデザインのなかから選びたい場合には、選択肢の最初にあがるでしょう。
・スチール(鋼板)製ドア
スチール製ドアは、アルミよりも重く重厚で落ち着いたイメージです。金属に熱処理と冷却を施すことで加工しますが、比較的容易に加工できるためオーダーメイドしやすく人気があります。防火性・防犯性に優れていることはもちろん、耐久性もあります。
・ステンレス製ドア
ステンレス製のドアも、スチール製と同様に耐久性があります。金属のなかではサビにくいため、海沿いの住宅ではよく使用される素材です。
木製ドアの特徴
木製ドアは、自然素材の風合いが感じられることから人気があります。経年とともに、手触りや色合いに風合いが出てくることも特徴です。また金属製ドアと比較すると断熱性が非常に高いため、夏の暑さや冬の寒さから、しっかり玄関を守ってくれます。
しかし木製ドアは一般的に、劣化を防ぐため表面に塗料が塗られていることが多く、長く使用するうちに塗料がはがれていってしまうため、定期的なメンテナンスが必要です。木製ドアは傷も風合いとなりますが、水分が染みこんでいった場合には、その部分から腐ってくることもあるため気をつけましょう。
もし塗料がはげてきた場合には、自分たちで好きな色に塗り直すことができるのも、木製ドアの魅力です。
まとめ
玄関ドアは、開き方のタイプや素材から、好みのものが選べます。家族やお客様を最初に迎える玄関のドアは、家のイメージを大きく左右する素材です。もしサビなどで劣化が気になるようでしたら、交換を検討してみましょう。
辰技建では、玄関ドアの交換を含めた玄関リフォーム も承っております。気になることがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせをしてください。