台風が来る前に!ドアクローザーを取り付けよう

玄関や勝手口の開き戸の上部に、ドアの開閉スピードを調整するドアクローザーは取り付けられていますか?取り付けられている場合、不具合は出ていないでしょうか。

台風がやってくる前に、ドアクローザーに異常がないか、しっかり確認しておきましょう。

ドアクローザーとは?

ドアクローザーは、ドアの上部に取り付けられている金属製の装置です。ドアクローザーのボックスの中には油圧装置が内蔵されていて、ドアがゆっくり閉まるようにスピードを調節してくれます。

ドアクローザーが機能していない場合、ドアは自分重みや風圧などで勢いよく閉まり、万一指などを挟んだときには大きな事故につながり大変危険です。ドアクローザーにはドアが閉まる衝撃を和らげることで、ドアやドア枠の劣化を防ぐ役割もあるため、異常を感じた場合にはすぐに取り換えるようにしましょう。

ドアクローザーの種類

ドアクローザーには、スタンダード型とパラレル型があります。それぞれどのようなものなのかを紹介していきます。

・スタンダード型

ドアを閉じたときに、クローザーについている金属製のアームがドアから垂直に飛び出しているものがスタンダード型です。外開きのドアであれば外側に、内開きなら内側に、ドアが開く側に取り付けられるのが特徴です。

・パラレル型

ドアを閉じたとき、アームが折りたたまれてボックスに平行にピタッとくっつくようになるのがパラレル型です。スタンダード型とは反対に、外開きのドアなら内側に取り付けられます。玄関ドアはほとんどが外開きのため、パラレル型が取り付けられるのが一般的です。

ドアクローザー交換の目安

ドアクローザーは、構造がシンプルなのでそうそう壊れるものではありません。しかし経年劣化が進むと油圧の油が漏れる、ドアのスピードがコントロールできないなどのトラブルが起こる場合があります。

また海に近い家の場合は、クローザーのアームやボックスとの接続部分がサビてもろくなり折れてしまうことも。ドアクローザーから異音がする、あるいはうまく機能しない場合には、指を挟む度の事故が起こらないうちに早めに取り換えるようにしてください。

まとめ

台風で強風が吹き、ドアが勢いよくバタンと閉まってヒヤッとした経験はないでしょうか。ドアクローザーがついていれば安心ですので、台風が来る前に動作をチェックしておきましょう。

辰技建ではドアクローザーの取り付けや交換も行っています。心配ごとや困りごとがあるようでしたら、いつでもお問い合わせしてください。


※あまりいい写真ではないですね…