ベランダの目隠しフェンスを取り付ける方法

プライベート性が高い室内空間から気軽に外の空気が感じられるベランダをより一層過ごしやすい様相にしたい時には、目隠しフェンスを設けるとますますリラックスした一時を過ごす事ができるようになります。

そこで、目隠しフェンスを新たに導入する時にポイントになるのが同様にプライベート性を保ちながら屋外で過ごせる庭とは異なり、土台にフェンスを設けるという方法が選択できない事です。

そのため、既存の設備を活用して目隠しフェンスを設けるという仕組みになるので、風などによって動いてしまわないようにきっちりと固定させられるよう、結束バンドもしくは金具を使用する必要があります。

用意しやすい上に固定も容易に完了させられるのが結束バンドを用いた方法なのですが、結束バンドを使用した取付方法を選ぶ時には1枚のフェンスに対して結束バンドを6本用意しつつ、同じ本数のビスも備えておきましょう。

設置したいと考えている位置にフェンスを仮置きした時に、足の部分が半分以上にわたって乗っている事を確認する事が安全上重要です。

結束バンドを使用して固定する箇所を定めたら本体のフレームの部分に印を付けていき、印を付けた所に電動ドライバーとネジを使用して結束バンドを固定していきます。

6本全てのバンドを固定する事ができた後は既に建築物に備わっているフェンスに通すのですが、備わっているフェンスに通す時にはできるだけ隙間が生じないように密着させる事が大切です。

その後、バンドの長さが余った所をカットしていけば見た目が良好になる上に身体が引っかかる心配も無くせるのですが、尚一層安全性を向上させたいのならカットした部分に角が生じないように、丸みを持たせるようにすると尚良いです。

こうした結束バンドを用いた方法の他にあるのが専用の金具を使用して目隠しフェンス使用する取付方法であり、金具を使用する時には1枚あたり4つの金具を手配しましょう。

バンドを使用して固定する時と同様に、仮置きして半分以上にわたって足が乗っている状態が確認できたら、取付位置を定めて印を付けます。

印を付けた所にネジを使用して金具を止めていくのですが、金具を留める時には電動ドライバーで締め付けすぎないように気を配るとフェンスが割れてしまう心配がありません。
金具を全て印を設けた部分に取り付ける事ができた後は、手で触れるなどしてきっちりと固定されている事を確認した上で、設置を希望している所に置き金具を用いて物件に備わっているフェンスに繋ぎ合わせます。

このようにベランダに目隠しフェンスを導入する方法には、結束バンドを使用する方法と金具を使用する方法の2つの方法がありますが、どちらにも共通しているのは枠の部分や足が半分以上乗せられる事が重要である事です。

半分以上にわたり足が乗せられないと風が吹いた時はもちろん、特に振動などが生じていなくても落下しやすくなるので、安全性を十分に確保すべく前もって寸法を計測しておくと安心です。

そして、目隠しフェンスを取り付ける作業に従事する時には単独では行わず、少なくとも2人で作業を進めていくようにしましょう。

2人で行えば、取り付け段階でまだしっかりと固定されていないフェンスを抑えつつ作業に従事する事が可能になり安全性が増しますし、傾いた状態で固定してしまうといった心配もありません。

さらに、ベランダに目隠しとなる物を導入したい時には木材で生成されているフェンスの他にすだれや目隠しシートを活用しても良いです。

すだれや目隠しシートは既にあるベランダの手すりなどに紐などを使用して取り付けを行うのみなので、必要性を感じた時にすぐに取り付けられますし取り外したい時も円滑です。