浴室のタイルにヒビが入った!ヒビをDIYで補修する方法

浴室のタイルがヒビ割れているけれども、「少しだから大丈夫」とそのまま放置していませんか?浴室タイルのヒビを補修しないでいると、壁や床下に浸水し、構造や基礎の劣化につながる恐れがあります。

今回は、浴室タイルに入ったヒビの補修方法をご紹介します。

自分で補修できる浴室タイルのヒビとは?

タイルのヒビに関しては、「範囲が狭い」「劣化が生じて間もない」「下地まで劣化が進行していない」のであれば、DIYでの補修も可能です。

具体的には、キズの長さが15cm以下、深さが1mm以下であるなら、下地に影響しているとは考えにくいため、自分で補修してもいいでしょう。

浴室タイルをDIYで補修する方法

浴室タイルをDIYで補修するときには、以下の手順で進めます。

1. コーキング材・ヘラ・マスキングテープ・雑巾を用意します。

2. ヒビ割れ周辺を濡れ雑巾できれいに拭き、乾かします。

3. ヒビ割れの両側に沿って、3mm程度離れたところにマスキングテープを貼ります。

4. コーキング材をヒビ割れの上に塗り、ヘラで奥まで押し込んでいきます。

5. 表面をヘラで平らにしたら、マスキングテープをはがして完全に乾燥させます。

湿気があるとコーキング材が乾燥しにくくなるので、浴室を使用した直後などは避け、完全に乾燥しているときに作業することが大切です。

浴室タイルのヒビ割れを業者に依頼したほうがいいケース

タイルのヒビ割れが深く、下地まで及んでいる場合には、業者に修繕を依頼するのがおすすめです。水はどんな小さなすき間でも入り込んでいくので、ヒビ割れたタイルの裏側だけではなく、広範囲に被害が及んでいる可能性があります。

タイル表面をたたいてみて鈍い音がするなら、下地が劣化し浮きが発生していると考えられます。ヒビが入ったタイル周辺で劣化が進んでいるようであれば、広範囲の補修が必要になるので、DIYするよりも業者に依頼するのが無難です。

まとめ

浴室タイルのヒビ割れは、放置していると家の構造まで傷めるリスクがあります。ヒビの程度が軽いうちならDIYでの補修も可能なので、気がついたら早めに対処しておきましょう。

ヒビの範囲が広い、深くて下地まで達している、または割れたりはがれたりしているような場合は、業者に依頼するのが無難です。辰技建では浴室のトラブルに関するご相談にも応じておりますので、お気軽にお問い合わせしてください。