自宅に畳の部屋があるものの、使い勝手が悪く来客時にしか使っていないといったご家庭は少なくありません。それならお部屋自体をフローリングにリフォームしてみませんか?
今回の記事では、畳からフローリングにリフォームするメリットと注意点を紹介していきます。
畳からフローリングにリフォームするメリット
まずは、畳からフローリングへとリフォームするメリットを3つ紹介します。
掃除がしやすい
畳からフローリングにするメリットは、なんといっても掃除がしやすくなることです。い草を細かに編み込んで作られる畳は、液体をこぼしたら吸い込んでしまいますがフローリングなら雑巾で一拭きです。粉状のものをこぼしたときも、目に入ることがないので清潔に保てます。
ダニが発生しにくい
畳にはダニが発生しやすいデメリットがありますが、フローリングにすることで解消されることもメリットです。ダニは食べこぼしやホコリなどをエサにするため、掃除しやすいフローリングのほうが、発生を抑えられます。ペットを飼っているご家庭なら、フローリングへのリフォームを検討するといいでしょう。
メンテナンスが楽
種類にもよりますが、畳は劣化してくると、い草が毛羽立ち掃除してもすぐにい草のカスが出てきてキリがなくなってしまいます。そのため数年ごとに、表替えをしたり張り替えたりするメンテナンスが必要です。フローリングも無垢材のものはワックスを塗るメンテナンスが必要ですが、合板フローリングなら手間が発生しません。メンテナンス性を重視するなら、合板フローリングへのリフォームがおすすめです。
畳からフローリングにリフォームする際の注意点
畳は45〜55ミリ程度の厚さがあり、ほかの部屋の床からそれだけ高くなっていることが多くあります。そのためただ単に畳をフローリングにするだけでは、段差の解消はできません。
畳の部屋とほかの部屋の段差をなくすバリアフリーリフォームを同時に行いたいときには、敷居を撤去したうえで下地調整する必要があり、工事がやや大がかりになります。また、床全体が下がるため、押し入れがあるケースではそちらの高さがあわなくなることも考えられるでしょう。
段差が小さい場合には、スロープを設置するのも方法のひとつです。段差解消を希望するときには、リフォーム会社に相談してみましょう。
まとめ
畳の部屋をうまく活用できていないなら、思い切ってフローリングにリフォームしてみてはいかがでしょうか。掃除やメンテナンスがしやすくなるので、小さなお子さまやペットがいるご家庭にはおすすめです。
辰技建では、畳の部屋からフローリングへのリフォーム工事 も承っています。相談にはいつでも応じていますので、気軽にお問い合わせしてみてくださいね!