窓から入ってくる冷気で困ってはいませんか?夜寝ようと思っても、ひんやりした空気で部屋が底冷えして、なかなか寝付けない…という方もいるのではないでしょうか。
室内の暖かい空気は窓から逃げてしまいやすく、反対に外からの冷気が窓を伝って入ってくることで、室温が下がってしまいます。寒い冬を乗り切るために、窓からの冷気を遮断する工夫を3つ紹介していきます。
カーテンを工夫する
冷気を遮断するために、寒い日は昼間であってもカーテンを閉めることが有効です。しかし、カーテンの丈が短かったり、カーテンレールの上部に隙間があったりすると、そこから冷気が入ってきてしまいます。
窓からの冷気を遮断するためには、隙間をなくすことがポイントです。カーテンは床と隙間がない程度の長さにすると有効です。フックがアジャスタータイプになっているなら、丈を長くしてみましょう。
カーテン上部の隙間は、レール部分を覆うように取り付ける、箱形のカーテンボックスを設置すると冷気の侵入を防げます。簡単な構造なので、DIYでも作成できますが、リフォーム会社に依頼するのもおすすめです。
プチプチシートを窓ガラスに貼る
エアーキャップと呼ばれる、通称「プチプチシート」を窓に貼るのも効果的です。冷気遮断で使用するプチプチシートは、片面だけにフィルムがついたものではなく、両面がフィルムになってプチプチが挟み込まれているものを選びましょう。
両面をフィルムで挟み、空気の層を作ることで、断熱効果が高くなります。ホームセンターなどでも入手できるので、探してみると良いでしょう。
隙間テープで窓の隙間をふさぐ
カーテンを工夫したり、プチプチシートを窓に貼ったりしても、サッシに隙間があると意味がありません。サッシが緩んでいる、古いタイプで隙間風が入ってくるような場合には、スポンジタイプの隙間テープを活用しましょう。
掃き出し窓なら、出入りする窓を左右どちらかに固定して、使わない方の隙間をすべて埋めておくと効果的です。隙間テープの粘着は強力なので、暖かくなったら簡単に剥がせるよう、マスキングテープを貼った上に貼り付けるのがおすすめです。
まとめ
冬場には、暖かい空気の52%が窓から逃げていくというデータがあります。そしてその分、冷気が窓から伝わって入り込んでくるため、窓の冷気遮断は有効です。
カーテンの丈をアジャスターで長くすると、上部に隙間が空いてしまう場合には、カーテンボックスの取り付けも検討しましょう。冷気を防げるだけでなく、見た目にもオシャレになるのでおすすめです。