水回りリフォームのタイミング①お風呂場編

お風呂場にキッチン、洗面所、そしてトイレはまとめて「水回り」と呼ばれ、使用頻度が高いため家の中でも劣化が進みやすい場所です。水を扱うため湿気がこもりやすく、壁や床に影響を与え、劣化を放置していると水漏れなどで構造部分にまでダメージを与えてしまう可能性も考えられます。

今回は、水回りの中から「お風呂場」について、リフォームのタイミングを紹介します。

タイミング①浴槽やタイルがひび割れている

長くお風呂場を使用していると、いつの間にか浴槽やタイルがひび割れてしまっていることがあります。在来工法でタイルを使用しているお風呂場の場合は、物をぶつけてしまっった、あるいは経年劣化でタイルが割れたり欠けたりしているお家もあるでしょう。ユニットバスの場合でも、コーキング材や壁材に劣化や物理的な衝撃が原因でヒビが入ることがあります。

お風呂場の壁材や床材のヒビや割れを放置していると、そこから水が浸入することで湿度が高まり、床下にシロアリが発生する原因になる場合もあるため早めのリフォームがおすすめです。

タイミング②カビや汚れが取れない

どれだけ掃除をしてもタイルやパネルの汚れやカビが取れなくなったときにも、リフォームを検討するタイミングです。カビが取れない原因は、細かなひび割れやタイルの目地の奥深くまで菌が侵入してしまっていることが考えられます。また常にカビが生えるほど湿度が高い場合には、換気扇の性能が落ちてしまっている可能性も高いでしょう。

汚れやカビは感染症やアレルギーの原因になるなど、健康にもよい影響を与えないため、掃除をしても汚れやカビを除去できなくなったときにはリフォームを検討しましょう。

タイミング③家族構成やライフスタイルが変化した

子どもが生まれた、親の介護が必要になったなど、家族構成やライフスタイルが変化した場合も、対応させるためにリフォームを考える時期です。子どもと一緒に入りやすい大きめのバスタブに取り換える、介護がしやすいように段差をなくしたり手すりをつけたりのバリアフリーリフォームを行うなど、変化に合わせたリフォームを考えてみてください。

まとめ

使用状況にもよりますが、一般的にお風呂の寿命は20年前後と言われています。20年も経つと、ヒビや汚れだけではなく、シャワーや水栓などにも問題が発生している可能性があるでしょう。リフォームをすることで、使いづらさが解消できるかもしれません。

辰技建では、お風呂場リフォーム のご相談にも応じています。バリアフリー対応をしたい、浴室を新しく作り直したいなど、お客様のご要望にあわせたご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせをしてください。