本格的に夏が来る前に網戸を交換しておこう①網戸の種類 |

沖縄県では1年中蚊や羽虫が発生しますが、それでもやはり夏になると虫の数が多くなります。

今回は、外からの虫の侵入を防ぐ網戸の種類をご紹介します。蚊や虫が増える夏が来る前に、網戸がない窓などには網戸を設置、また古くなった網戸の交換もしておきましょう。

パネルタイプ網戸

パネルタイプ網戸は、窓に取り付けて上下や左右に移動する、アルミなどでできた枠に網がはまったよく見るタイプの網戸です。窓のサイズに合わせオーダーするのが一般的で、レールのついた引き違いの窓に取り付けられます。

網戸の枠の色も、窓枠と同じ色があるため家の美観も損ないません。シンプルですが、もっとも使いやすいタイプです。

楽器のアコーディオンのように、蛇腹（じゃばら）になっているためコンパクトに折りたためるのが特徴で、「プリーツ網戸」とも呼ばれます。必要な時だけサッと広げて使えるため、とても便利で人気です。

アコーディオン網戸は、玄関や勝手口など、開き戸になっている場所に取り付けられることが多い網戸です。折りたためるので開放的な景観を行わないため、大きな掃き出し窓にも向いています。

ただしアコーディオン網戸は風には弱く、強い風が当たる場所ではプリーツが広がりやすいことが欠点です。

網戸がロールスクリーンのように巻き取られて収納されるタイプで、網戸用のレールがない窓やルーバー窓に向いている網戸です。網を巻き取って収納するボックスが、窓枠の上か横についています。収納された後がコンパクトですっきり見えるのが特徴で、お部屋の雰囲気を損ないません。

ただし虫の多い場所では、網戸と一緒に虫が巻き込まれやすい点には注意が必要です。

お風呂場などでよく利用される、パネルが2つに折れ曲がるタイプのドアが、網戸になったものです。折れ曲がって片側に寄せられるため、スペースを取らないことが特徴です。ドアのようにしっかりとカギがかけられるタイプもあるため、玄関などに取り付けても安心できます。

ただしアコーディオンタイプとは違い、ある程度の奥行きが必要になります。取り付ける前に、必要な奥行きスペースがあるかを確認するようにしてください。

網戸にはいろいろな種類がありますが、設置する場所によっておすすめのタイプは異なります。

本格的に蚊や虫が発生する季節になる前に網戸を準備して、虫の侵入をしっかり防げるようにしておきましょう。