玄関の床タイルはタイルオンタイルで気軽にリフォーム

タイルオンタイル

「玄関の床タイルのデザインが古くさい」「色が気に入らない」などの理由で、貼り替えを考えてはいませんか?けれども今あるタイルをはがして工事をするのは大変で、時間もコストもかかりそう…とあきらめている方もいるかもしれません。

玄関の床は、既存のタイルをはがさなくても上に重ねる「タイルオンタイル」なら簡単にリフォームできます。今回は、玄関の床タイルのリフォームについて紹介します。

玄関リフォームのタイルオンタイルとは

タイルオンタイルとは、既存タイルの上に新しいタイルを重ね貼りする工法を指します。通常玄関タイルを貼り替えるときには、既存タイルを下地からはがしてから、新しいタイルに貼り替えます。

しかし、既存のタイルをはがすにはドリルを使って大がかりな作業になり、粉塵が舞うなど簡単なことではありません。下地を整える手間だけではなく、はがしたタイルの処分も必要になり、そちらの費用もかかります。

対してタイルオンタイルは、今のタイルはそのままで、上から新しいものを貼るだけなので、今のタイルをはがす必要がありません。業者に依頼した場合でも、はがす工程が不要になるので時間も費用も抑えられるメリットがあります。

タイルオンタイルのデメリット

玄関床のリフォームを簡単に行えるタイルオンタイル工法ですが、デメリットもあります。

タイルオンタイルでは、既存の床をはがさないため、新しいタイルの厚みぶん床が高くなってしまいます。通常のタイルの厚みは9〜15mm程度あるので、そのぶん厚みが出ることは覚悟しておきましょう。

玄関の扉は外開きになっているので、中のタイルを重ねることは問題ありませんが、玄関ポーチもあわせてリフォームするときには注意が必要です。扉にある程度の高さがなければ、タイルを重ねてしまうとひっかかって開かなくなることもあります。タイルオンタイルで工事しても扉が開くかは、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

まとめ

玄関タイルのリフォームは、コストがかかりそう……とあきらめてしまう方も多いようですが、タイルオンタイルなら安価に施工できます。家の顔でもある玄関タイルを貼り替えると、雰囲気を一新できますよ。

玄関タイルの貼り替えはDIYでもできますが、タイルの目地をまっすぐに、そして表面を水平に保つは簡単なことではないので、業者に依頼するのが無難です。