沖縄で外壁・屋根塗装に適した季節とは?塗料選びのポイントもあわせて解説

沖縄では陸屋根で鉄筋コンクリート造、そして外壁や屋根を塗装で仕上げている家が多いことが特徴です。外壁塗装は経年により劣化するため定期的な塗り直しが必要ですが、適した季節はあるのでしょうか?

今回は沖縄県で外壁塗装に適した季節はあるのか、塗料選びのポイントとあわせて解説します。

沖縄は基本的に1年中塗装はOK

一般的に塗装工事は、「湿度が85%を超えるとき」「気温が5℃を下回るとき」は適していないとされています。そのため全国的には、気候の安定する春と秋が塗装のシーズンといわれています。

しかし、沖縄ではそもそも「気温が5℃を下回るとき」がほとんどありません。また平均湿度はおおむね70%前後で、85%を超えている月はありません。強いていうなら、雨が多く平均湿度が80%を超える6月は、やや塗装に向いていないといえそうです。

内地では気温が低く向いていないとされる冬は、湿度も60%台に下がるため、沖縄ではむしろ塗装に適しています。反対に、夏は台風が来ると工期が延びる可能性があるので注意が必要です。

夏の暑さを軽減するなら遮熱塗料がおすすめ

沖縄県は亜熱帯に属するため、1年を通して気温が高い日が多く、住宅も連日強い日差しにさらされています。直射日光が当たることによる室温の上昇を少しでも抑えるには、遮熱塗料を使用するのがおすすめです。

遮熱塗料は太陽光を効果的に反射するのが特徴で、陸屋根であれば遮熱機能を持つ防水塗料を採用するといいでしょう。

外壁には汚れをつきにくくする低汚染塗料がおすすめ

沖縄は年間通じて雨が多く、台風の通り道となるうえ毎日潮風にさらされることから外壁が汚れやすいことも特徴です。そのため外壁には汚れを寄せ付けない低汚染塗料を使用すると、外壁の汚れを低減できます。

たとえば雨水によって汚れを洗い流す「セルフクリーニング機能」を持った塗料なら、雨が降るたびに勝手に汚れを落としてくれます。遮熱機能を備えたものを選べば、室内温度上昇も抑えられます。

まとめ

沖縄県は雨や台風が多いので、塗装業者はある意味「雨対策」に慣れているともいえます。どのくらいの雨なら工事を続行できるのか?乾燥にどれくらい時間をかけるのか?経験から適切な判断をしているので、塗装に慣れた業者を選べば基本的にはどの季節に依頼しても問題ありません。

辰技建でも、外壁や屋上の塗装工事を承っておりますので、「塗装が劣化してる気がする」「屋上を防水したい」など気になることがございましたら気軽にご相談してください!