玄関網戸の取り付けについて

玄関に網戸を後付けするリフォームはとてもメリットがあります。網戸を玄関につけることで風通しもよくなり、

換気もしやすくなります。玄関にこもった臭いもなくなるので消臭対策にもなるのです。

ホームセンターにある網戸

ホームセンターで売られているカーテン式の玄関用網戸は賃貸の物件には向いています。突っ張り棒と粘着テープを使って簡単に取り付けることができます。しかし、網戸のカーテンなのでカギをかけることができません。風でめくれて虫が入り込む場合もあるのです。

玄関ドアに網戸を後付けするには

〇開閉式の玄関用網戸

1.ロール式の玄関用網戸

ロール式玄関用網戸というのは片引き網戸を開けるときに、左右どちらかに丸まって収納するタイプの玄関用網戸になります。こちらのメリットとしては網戸の本体だけを取り外して掃除することもできるのでメンテナンスも簡単です。ただし、強い風には注意が必要で目隠し効果も少し弱いところもあります。

2.アコーディオン式の玄関用網戸

こちらの網戸は、アコーディオンのようなプリーツ状の網戸を片引きや両引きで開けるタイプの玄関用網戸になります。本体を外せば掃除もできてメンテナンスも簡単で扱いやすいですが、こちらも強い風には弱めになります。

3.折り畳み式の玄関用網戸

折り畳み式の玄関用網戸は、サッシメーカーがオーダー商品として発売しています。アルミのルーバーやパンチングドアを折りたたんで開閉するタイプになっています。とても頑丈なので防犯性も高く、プライバシーも守られるというメリットがあります。しかし、取り外しが難しいので収納も大変になるというデメリットも。

玄関ドアの鍵付き網戸

玄関ドア用の網戸は防犯上のことが気になるところです。鍵がある方が安全安心につながります。ロール式の玄関用網戸やアコーディオン式の玄関用網戸、折り畳み式玄関用網戸には鍵付きのタイプがあるので、防犯性を高めたい人には検討がおすすめです。

マンションでの玄関用網戸について

マンションで玄関用網戸を付ける場合、まずは規約の確認をしましょう。規約上で問題がないことを確認して管理組合、オーナーにも確認して許可をもらいます。マンションによっては玄関ドアを防火扉と位置づけして玄関ドアを常時開けておくことを禁止しているところもあり、その場合は玄関網戸取り付けが許可されないです。見た目の問題で許可されないケースも。

玄関用網戸後付けのリフォーム費用

玄関用網戸の取り付け費用はドアのタイプや種類によって違ってきます。

〇カーテン式玄関用網戸   自分で行う場合4000円~7000円

〇ロール式の玄関用網戸   15000円~25000円(業者依頼)

〇アコーディオン式の玄関用網戸  13000円~25000円(業者依頼)

〇折り畳み式玄関用網戸  40000円~100000円(業者依頼)

このほかにも別途作業費用がかかることがあります。

玄関用網戸の人気商品

玄関網戸にはいろいろな種類が販売されていますが人気のものを2点ご紹介します。

〇LIXIL(リクシル)[しまえるんですα]

しまえるんですαは人気商品で、あらゆるメーカーの玄関ドアに対応している横引ロール式の網戸になります。戸先にマグネットが埋め込まれていてスキマを作らないのが魅力です。下レールは段差が5mmとつまずきにくい形状で掃除もしやすいです。衝撃や強風にも強いのでマンションの中高層でも使えます。

〇三協アルミ [アコーディオン網戸]

どのメーカーの玄関ドアや引き戸でも取り付けが可能な商品です。

レールの段差は3mmなので車いすやベビーカーで通り抜けるのも安全です。ポリエステル素材のネットには特殊な樹脂コーティングが施されているので風にも強くてスポンジで軽くふき取るだけでも汚れがきれいに落ちます。