トイレは家族が毎日使う場所なので、できるだけ快適に過ごせるようにしておきたいものです。汚れや匂いがつきやすいトイレをリフォームするときには、適した床材を選ぶこともポイントになります。
今回はトイレの床材にはどのような種類があり、なにを基準に選ぶとよいのかをご紹介します。
トイレの床材の選び方
トイレの床材を選ぶときには、なによりも掃除のしやすさを優先しましょう。トイレは尿が飛び散ったり、手を洗ったときの水滴がついたりするので、こまめに掃除をしないといやな匂いが発生してしまいます。
そのためトイレのリフォームでは、洗剤や水に強い床材を選ぶ必要があります。素材によっては汚れがつきにくい加工がされているものもあるため、機能を確認して選ぶとよいでしょう。
トイレに適した床材
トイレに適した床材にはどのようなものがあるのか、3つご紹介していきます。
タイル
タイル はトイレに使用するには、最も適した床材です。洗剤や水にも強く、ぞうきんなどで拭くだけでもかんたんにキレイにできます。また床に排水口がある場合には、水を直接流してタワシなどで洗うことも可能です。
豊富な色や種類から選べることも、タイルの特徴です。目地の汚れが気になる場合には、色目地にする、あるいは大判のタイルを選んで目地自体を少なくするとよいでしょう。
クッションフロア
水を弾くクッションフロア も、トイレの床材に適した素材です。耐水性に優れているだけではなく、汚れ落ちもよいため、毎日トイレ掃除シートなどでさっと拭くだけの手軽さがあります。
色や模様のバリエーションも豊富で、また細菌の繁殖を抑える、あるいは汚れがつきにくい防汚加工がされた機能的なものがあるのも特徴です。
フローリング
フローリング は水に弱いものもありますが、耐水性を高めた複合フローリングを選べばトイレの床にも使えます。近年人気の無垢材のフローリングは、水分が染みこみやすく匂いがつくととれなくなるので避けましょう。
複合フローリングなら、継ぎ目を減らした大判のものや、溝に水分が入りにくいよう加工されたものなどもあるので、性能をチェックしてから選ぶのがおすすめです。廊下や部屋がフローリングの場合には、一体感も出せるでしょう。
まとめ
トイレは家族だけではなく、お客様がいらしたときにも使って頂く場所です。さっとひと拭きでキレイにできる床材を選んでおくと、毎日楽にお手入れできて気持ちよく使えます。
辰技建では、トイレのリフォーム のご相談にも応じていますので、どうぞお気軽にお問い合わせしてください。