首里金城町石畳道
首里金城町石畳道は首里城から伸びる情緒ある道です。長さは250メートルほどで、幅4メートルの道の両側には沖縄の古民家が建ち並んでいます。約500年前の尚真王の時代に造られましたが、戦争の影響で一部が壊され現在の形になりました。石は琉球石灰岩で、表面の凹凸と大きさの不揃いに趣きがあります。歩きにくく滑りやすいから、スニーカーなどの歩きやすい靴での訪問が不可欠です。専用の駐車場はありませんが、首里城から近いからコインパーキングが数多くあります。かなりの急勾配で、首里城の方から見下ろすと沖縄の人の暮らしが想像できる風景が眼前に広がります。
栄町市場
栄町市場はゆいレールのとおる安里駅から歩いて数分のところにあります。国際通りからも近いから、那覇観光では訪問地安いスポットです。昼間は名前のとおり市場であり、夜には地元民が憩う飲み屋街になります。昼間のお店は昔ながらの姿で、地元の食材や沖縄のお惣菜を売っています。買いにくるのも地元の人が多いから、沖縄県民の生活を垣間見ることができます。夜の栄町市場ははしご酒が出来る飲み屋街で、軒先に椅子を出して飲み食いするスタイルのお店もあります。近年は若者がスタイルにこだわったお店を開いているので、そちらを覗いてみるのも興味深いでしょう。ちなみに沖縄の言葉で乾杯はカリーです。地元の人と飲む機会があったら使ってみてください。
桜坂セントラル劇場
桜坂セントラル劇場は主に映画を上映する桜坂劇場とライブハウスの桜坂セントラルを合わせて呼ぶ言葉です。ゆいレール牧志駅から徒歩6分、国際通りをてんぶす那覇で曲がって徒歩数分のところにあります。桜坂劇場は日本とアメリカの人気映画を中心に上映していますが、沖縄を舞台にした映画も流しています。ライブイベントも開催していて、芸能人のトークライブやバンドのライブ、落語家の独演会などがあります。桜坂セントラルの収容人数は360ほどで、地元・沖縄のバンドも出演しますし、全国をツアーするバンドがステージに立つこともあります。そのためワンオクロックなど有名アーティストのサイン入りポスターが飾られています。小さめの箱ですから、満員になると独特の高揚感が出ます。
ふくろうの楽園
ふくろうの楽園は、国際通りにあるお店でビルの2階に入っています。大小様々な種類のふくろうを観察し、触れ合える施設です。休憩中のふくろうに触らないことや写真撮影時にフラッシュを焚かないことなどの注意点がありますが、ふくろうは大人しくてフレンドリーな動物だから、鳥が苦手な人でも楽しめます。飛び立つ瞬間や首を捻る仕種など、シャッターチャンスが多い点も魅力です。ふくろう以外にも小動物に触れるアニマルランドがあるから子供は大喜びするでしょう。店内ではぬいぐるみやコインケース、マグカップなど多数のフクロウグッズを販売しているからお土産にできます。施設のすべてが屋内ですから、雨でお目当てがダメになった時に助けてくれる存在です。
福州園
福州園はゆいレールの県庁前駅から海のほうに10分ほど歩いたところにある中国式庭園です。那覇氏と福州市が友好都市になって10年を記念して造られた庭園で、約30年前に完成しました。建築材料は福州市から持ち込んだものを使用し、設計・施工も福州市が行ったため、本格的な仕上がりです。静けさを感じさせる日本の庭園とは違い、同じアジアながら派手さのある中国庭園は異国感があります。沖縄の観光地を歩くと、シーサーやハイビスカスなどお決まりの装飾があります。それに飽きてきたところでこの庭園を訪れると、気分をリフレッシュできるでしょう。入園料は大人200円、子供100円だからお財布にも優しいです。