家の中で水回りは利用頻度が高い場所なので、老朽化するスピードは他と比べて速いです。そのため、水回りリフォームを希望する人は多いですが、やみくもに実施すると失敗してしまいます。
そのようなリスクを回避するには、いくつかのコツを押さえておくことが重要です。
水回りの一般的なタイミングは15年ぐらいですが、環境によって大きくずれることも珍しくありません。そのため、老朽化が進んでいるかどうか見極めるために、浴室に行ってつなぎ目のコーキングを見てください。
ここをチエックしたときに切れている部分が多いなら、水回りリフォームを実施するタイミングといえます。台所のシンクから常に異臭が漂っているような場合も同様です。
また、設備を取りかえるときは費用をしっかり検討することも大切です。基本的に便利さと費用はトレードオフの関係になっています。
たとえばトイレをタンクレスの便器に変更すると、スペースが一気に広くなって掃除がしやすくなるでしょう。
しかしタンクがないので手を洗えなくなり、手を洗う設備を取り付ける必要が生じるかもしれません。それを計算に入れていないと、当初の予算を大きく超えて困ることもありえます。
浴室のリフォームの場合は、浴槽の本体価格だけでなく、古い浴槽の撤去費用や電気系統の工事費も視野に入れておくことが重要です。配管まで取り替えることになれば、一気に費用は跳ね上がることになるでしょう。
このように水回りリフォームの特徴として、素人には費用を予測しにくいことが挙げられます。そのため、事前にしっかり見積もりを取っておくことが重要です。
細かな明細を付けてもらって、妥当かどうか検証しなければなりません。1社だけだと相場が分かりにくいので、最低でも3社に依頼したほうが安心です。
また、小さなひびだからといって放置するのはやめておきましょう。
なぜなら、内部で腐食しているケースも多いからです。目視できないところで、驚くほど進行していることがよくあります。
その結果、大きなトラブルに発展する恐れがあり、場合によっては修繕に膨大な費用がかかるかもしれません。構造そのものに被害が出ていると、かなりの部分を取り替えることになるでしょう。
また、衛生的な被害も考慮する必要があるのが水回りの特徴です。目立った老朽化はなくても、カビが繁殖していて取れない状態になっているケースも見受けられます。
使用面に問題はなくても、健康面に支障が出る可能性もあるということです。したがって、どれだけ清掃しても綺麗にならなければ、それもやはり水回りリフォームのタイミングといえます。
使えるから替えないのではなく、快適でなくなったから替えるという方針で臨みましょう。
水回りリフォームに関しては、個別ではなく一度にまとめて依頼した方が料金が安い場合もあります。老朽化のペースは似ていることが多いので、一つの場所で気になりだしたら他の場所の具合も確かめるのが得策です。
弊社の水回りリフォーム施工例です。
水回りでお困りの時は是非ご相談下さい。
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