リフォームする前にこんな事が知りたい:キッチンリフォームで失敗しないコツ

キッチンリフォームを行い理想的な形に仕上げたい時は費用を抑える事や収納量を増やす事、利便性の向上や間取りの変化など施工により実現させたい事に優先順位を付けていく事が失敗しないコツです。

箇条書きで条件を書いていった後に優先順位を付けていき、付けた順位に則って実現させるための方法について考えていくと良いですが、大切なのは業者に見積もりに来てもらった場合に要望を正確にお伝え事です。

要する費用について重きを置く場合には具体的な金額について気になるものですが、キッチンリフォームというのは導入する設備の形状とグレードにより金額が大きく変化します。

様々な形状があるものの、選ぶ時のポイントになるのはライフスタイルやキッチンスペースであり、グレードにおいては考えている予算を元にして考えると決めやすいです。

また、費用をできるだけ小さくさせる計画でいたとしても要する費用が大きくなる事が判明する事例もあり、理由として多いのがリフォーム時にキッチンを移動させる場合です。
これまでは壁面に備わっていたキッチンシステムを逆向きにして対面式に変更させる際には、排水管の他に排気用のダクトや電気配線などもやり直す必要性が生じるので費用が大きくなりますし、マンションの場合は移設させる事が認められておらず計画を練り直す必要に迫られる事もあります。

キッチンは壁面や床面と隙間なく接地している設備であるが故に、設備を動かした事で初めて実情が判明する事も少なくありません。

多いのが築年数が古い住宅などで長年使用し続けてきたキッチンシステムを動かした結果、今まで見えていなかった壁面や床が湿気や水濡れなどで傷んでいたケースです。

予算に余裕が無い状態でキッチンリフォームを計画し依頼すると、壁面や床に傷みが生じていて修理費用が必要になった時に追加で費用が支払えなくなるため、資金の計画は余裕を持たせると安心です。

そして、従来のキッチンシステムよりも大きさが小さなタイプを導入する場合は一見すると費用が抑えられるように感じられるものの、これまでよりも小さなタイプを導入する時には追加費用が生じるきっかけになる事を覚えておきましょう。

大きさが小さなタイプは大きいタイプに比べるとキッチンシステム自体の費用は抑えられますが、これまでキッチンシステムによって塞げていた部分に隙間が生じてしまいます。
隙間が生じていた部分は壁面と床共に張り替えをしなければならないため、張替え費用という新たな費用を要する可能性が高まります。

個々によって異なる拘りがある中、キッチンリフォームを行う際に共通しているのがリフォーム後に従来よりも快適性や効率性を向上させたいというものです。

キッチンスペースの快適性と効率性を向上させるには動線が重要なので、キッチンスペースで調理時などに特に使用頻度が高いコンロとシンク、冷蔵庫を結ぶ距離が合計で5m10cmになるようにすると快適に過ごせる空間になります。


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