ベランダに目隠しを設置することでプライバシーを守ることができ、防犯においても役に立っているため目隠しを施す人は多いです。
しかし目隠しには用途や好みによって種類が異なるので、設置する前に予めどんな目的で使用するかしっかりと確認する必要があります。自分に合う目隠しを設置して、快適なプライベート空間を満喫しましょう!
ベランダに目隠しは必要?目隠しすることのメリットは?
なぜベランダに目隠しを設置する必要があるのか、得られるメリットが何なのか正しく理解することが大切です。
プライバシーを守れる
外からの視線があると、自分の家にもかかわらず落ち着かないと感じる人は多く、また「人に見られているかもしれない」という環境がストレスになってしまう傾向があります。
ベランダに目隠しを設置することで外からの視線を感じることなく、自分のプライバシーを守ることが可能です。
防犯対策としても役に立つ
外から室内が見えてしまう環境は女性の一人暮らしだったり、子どもがいる家庭にとって家主がいない時間帯や、親がいない時間帯を知られて犯罪に巻き込まれるおそれがあります。
空き巣など侵入による犯罪の主な侵入口は「窓(縁側)・ベランダ・居室」で、犯罪者に「侵入しやすい」と思わせないためにも目隠しは防犯対策として有効です。
ベランダの目隠しは何を選べばいい?用途に合わせた目隠しの選び方!
目隠しの種類は多くあり、目的に適した目隠しを設置しないと逆に不快感を感じることもあるので、しっかりと自分の目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
日当たり良く風を通したくない場合
・目隠しパネル(アクリル板)
日当たりを確保しつつ風を遮ることが可能な目隠しパネル(アクリル板)は、通常の雨や風に耐えれる強度はありますが、台風などの強風には破損する場合もあるので注意する必要があります。
・目隠しパネル(ポリカーボネート板)
手すりが半透明のパネルであれば、ポリカーボネート板でも日当たりを確保することができ、またアクリル板よりも耐久性に優れています。
風通し良く目隠ししたい場合
・フェンス(柵)
フェンス(柵)には細長い板が縦に並んでいるものと、横に並んでいる2パターンがあり、またサイズやデザインが豊富でDIYにも使用しやすいため人気があります。
・ラティス
フェンスとは異なりラティスは格子状になっているので、植物と組み合わせて目隠しとしても利用でき、ガーデニングをする人から使い勝手が良く重宝されています。
風通し良く日差しをさけたい場合
・目隠しシート(シェード)
目隠しシート(シェード)はほとんどがUVカット加工がされているため、日差し除けとして有効なだけでなく、サイズやデザインが豊富にあるので好みに合わせやすく、横にして括りつけるタイプは子どもやペットの落下防止としても利用できます。
・すだれ
すだれは風通しが良く価格も安いものが多いので、夏の時期に日差し除けとして昔から親しまれており、PP素材のすだれはUV加工付きでより日差しから肌を守ることが可能です。
目隠しや設置にこだわりたい人は業者がおすすめ!費用や選び方のコツ
ベランダの目隠しを設置するのを自分でする人もいますが、デザインや設置をこだわりたい人は業者に頼むのもおすすめです。
業者に頼むメリットは?
ベランダの目隠しの設置は簡単なものであれば自分で行うことができますが、市販で販売されている目隠しグッズでは安全面に不安があります。
しかし業者に依頼すれば安全面に優れた、強度の高い目隠しを設置することが可能なので、安全で強度の高い目隠しを設置したい人は業者に頼む方がいいでしょう。
また業者はリフォームに関しての知識が豊富なので、自分の理想とする目隠しのスタイルを形にしてくれ、目隠しを設置することで起きる近隣トラブルなどを回避するためのアドバイスもしてくれます。
かかる費用はどれくらい?
業者にベランダの目隠しを設置してもらうと、かかる費用はおよそ1mあたり7,000円〜10,000円が相場です。
しかし材料やデザインなどをこだわればこだわるほど、費用は高くなり1mあたり20,000円以上かかる場合もあるので、しっかりと予め予算を決めておいてから材料やデザインを決めるようにしましょう。
業者を選ぶ時のポイント
・実例を多く持っている
多くの実例がある業者はそれだけ経験があるので、自分の希望通りの設置が可能です。また何かトラブルが起きた際にもすぐに対応してくれます。
・相場と見積もりが適正
業者によって同じ素材を使用しても工事費が異なる場合があるので、必ず何社か見積もりをしてもらい相場の値段と比較して適正かどうかを調べ、納得のいく業者を選ぶようにしましょう。
・アフターフォローしてくれる
目隠し工事には近隣とのトラブルなどが起きることもあります。トラブルを回避するためにも事前にきちんと対応してくれる保障期間や、アフターフォローがある業者かどうか調べておくことが大切です。
まとめ
ベランダに目隠しを設置するのは、日差しや風除け以外にも自分のプライバシーを守り、犯罪に巻き込まれる危険から身を守ることにも繋がります。
また目隠しの種類は豊富にあるため、材料やデザインにこだわればおしゃれな空間を作ることも可能です。自分の目的に合う目隠しを選び、プライバシーと防犯を兼ね備えた快適なベランダを作りましょう!