リノベーションするなら中古戸建てがいい?おすすめの理由と注意点を解説

最近は自分の理想の住まいにリノベーションする人が多いですよね。リノベーションしたいけどどのような条件の物件がいいのか、費用はどれくらいかかるのか、住宅ローンは組めるのかと悩んでいませんか?

今回はリノベーションに対して悩みを抱いている方に向けて、リノベーションをするなら中古の戸建がおすすめである理由と注意点について解説します。リノベーションをするにあたってメリットとデメリットを理解すれば、今後リノベーションをするときの決断に大いに役に立つこと間違いなしです!

ナゼ?リノベーションするなら中古の戸建てがおすすめの理由

リノベーションするなら建て替えるより、中古の戸建てがおすすめだとよく耳にしますがその理由は何でしょうか。誰でも安く理想の住宅を手に入れることができたらうれしいですよね。リノベーションをするのに中古の戸建てがなぜ人気なのか、その理由について紹介します。

費用を三分の二抑えられる

リノベーションをするのに中古戸建が人気な一番の理由は、建て替えをするより三分の二もの費用を安く抑えられるからです。戸建ては完成と同時に価値が下がっていくため、築20年を経過した中古の戸建てはほぼ建物価値がゼロになると言われています。

リノベーションするにあたって、補強の費用は必要ですが、もともとの基礎や柱はそのまま利用できるので土地価格だけで住宅を手に入れることができます。。

理想の場所・人気の地域に住める

交通の便が良くて、通勤通学にも便利な場所に住みたいけどなかなか理想の物件が見つからないとよく聞きます。この悩み、中古戸建をリノベーションすれば解決できるんです。リノベーションをすることを前提に中古の戸建てを探すことになるので、これまで見逃していた物件も候補になり、選択の幅が大幅に広がります。

自由にリノベーションできる

リノベーションにおいて中古の戸建てなら間取りを自由に変更できます。マンションの場合は共有部分・管理規制家族構成や様々な用途に合わせてリノベーションできることは中古戸建ならではのメリットです。

リノベーションしたい人必見!中古戸建て物件のココを確認

住宅は暮らしに大きな影響を与える重要な要素です。リノベーションを折角したのに思っていたのと違った…なんてことになったら残念ですよね。そうならないためにも、リノベーションをする中古戸建を購入する前に確認すべきポイントがあります。購入前に絶対に確認すべきポイントを3つ見ていきましょう。

建築制限があると増築できない?

建物に対して敷地が狭い物件や、隣の敷地や道路に日陰が入るような物件は、建築基準法によって増築が制限されています。特に首都圏の場合、限界まで大きく建てられた建物が多いため、増築ができない建物も多いです。建築制限のある建物かどうか確認をしましょう。

間取り変更が不可能な作りって?

ツーバイフォー工法やプレハブ工法と呼ばれる工法で建てられた住宅は、抜けない柱や壁が多数あるため、間取りの変更に制限があります。せっかく自分の好きなようにリノベーションするために中古戸建を購入したのに間取り変更ができないなんて…という状況にならないよう購入前に、どこまで間取り変更が可能なのか確認するようにしましょう。

再建築不可物件はローンを組めない?

現在の建築基準を満たしていない物件のことを再建築不可物件と言います。こういった物件は資産価値が低く担保として認められないため、住宅ローンの審査をクリアできない可能性が高いです。住宅ローンを利用する場合は、事前に再建築不可物件かどうかしっかりと確認しましょう。

【注意】中古戸建のリノベーションのデメリットとは?

費用を安く抑えられるから、自由にリノベーションできるからと希望を膨らまして中古の戸建てを購入したのにもかかわらず、新築住宅を購入したほうがよかった…という後悔の声を耳にします。このような事態を避けるためにも、中古の戸建てをリノベーションするにあたっての注意点を紹介します。

工事期間が3-4か月かかる

新築戸建ては購入した時点で出来上がっているので時間を要しませんが、リノベーションをする場合、中古戸建の工事に時間がかかります。

思っていたよりも工事に時間がかかってしまい、工事期間中に仮住まいをして中古戸建のローンと2倍の家賃を支払らわないといけないことになってしまうことも…今すぐに引っ越したいという方にはリノベーションでの中古の戸建て物件は向いていないので注意です。

費用がかさむことも…?

中古の戸建は新築をリノベーションするより費用を安く抑えられることがほとんどですが、場合によっては中古戸建より高い費用が掛かる可能性があります。具体的には、築年数がかなり古い中古の戸建てです。

築年数が古いほど基礎や土台がボロボロでリノベーションをする前の補強で費用がかなり掛かります。中古戸建を選ぶ際は、築年数・新耐震基準・土台・基礎などの条件を必ず確認しましょう。

まとめ

リノベーションをするなら中古戸建がおすすめの理由について解説しました。

新築物件を購入するより費用が三分の二抑えられること・人気がある理想の場所に住めること・自由のリノベーションができるので中古戸建はお勧めです。

しかし、例外に間取り変更や増築に制限があったり、住宅ローンを利用できない場合があるので購入前に物件情報を確認する必要があります。

中古戸建のメリット・デメリットを理解するだけでなく、物件の状態が良いかどうか見極めることが大切です。以上のポイントを確認して理想の住まいを手に入れましょう!