ウッドデッキの耐用年数と費用について

「ウッドデッキの耐用年数は?」

「ウッドデッキの修理費用は?」

「ウッドデッキの経年劣化って?」

ウッドデッキを設置すると、徐々に劣化していきます。
「いつのまにかひび割れてしまい、使えなくなった」ということもあるでしょう。
場合によっては怪我につながる危険性もあるため、ウッドデッキは定期的にメンテナンスするのがおすすめです。
ウッドデッキの耐用年数を知っておき、定期的にメンテナンスするための費用を紹介します。

ウッドデッキの耐用年数

ウッドデッキの耐用年数は10〜15年と言われています。
しかし、ウッドデッキは屋外に設置することが多いため、紫外線の影響を受けやすいのが特徴です。
ウッドデッキの種類により耐用年数も異なりますが、カビや紫外線による劣化は耐用年数に含まれません。

ウッドデッキの経年劣化についても知っておきましょう。

ウッドデッキの経年劣化

経年劣化とは、普通に使用していても壊れてしまうなどのことを指します。
天然木と人工木で劣化原因が異なるため、まとめます。

天然木湿気や水分によりカビが繁殖する可能性が高く、主に腐敗が原因。
人工木紫外線による色あせなどが多く、汚れが付着することにより劣化が早くなる可能性が高い。

どんなウッドデッキも必ず寿命があるため、定期的なメンテナンスをおすすめします。

ウッドデッキの種類

ウッドデッキには主に2種類が存在します。

・天然木ウッドデッキ

・人工木や樹脂のウッドデッキ

それぞれの特徴を説明します。

天然木ウッドデッキ

天然木は温かい雰囲気が特徴で、素朴感から落ち着きがあります。
しかし、劣化の原因の多くは「腐食」によるものです。
湿気や雨に弱い特徴があるため、カビが繁殖する可能性も高いものです。
木の内部にカビが繁殖した場合、見ただけでは劣化していると判断できないこともあります。

専用の機材などを使用し、劣化を確認する必要があります。
定期的なメンテナンスが必要です。

人工木や樹脂のウッドデッキ

木粉やプラスチックを混ぜ、接着剤で固めているのが「人工木・樹脂」のウッドデッキです。
天然木と比較すると、湿気や雨による影響を受けにくいと言えます。
長期的にウッドデッキを楽しむことができるため、人気が出ています。

しかし、プラスチックの劣化や紫外線による色あせは不可避です。
ひび割れや反り(そり)が引き起こされることが多く、変形してからでは対応できないこともあります。
定期的にメンテナンスしながら、劣化状況を確認しておきましょう。

ウッドデッキの修理に必要な費用

ウッドデッキの修理は、7万円〜10万円ほどになるでしょう。

主に以下のような内訳です。

・材料費1万円

・大工手間2万円

・塗装費4万円

材料費や大工手間料が業者により変動し、中には15万円ほど必要な場合もあるかもしれません。

また、ウッドデッキの修理範囲による変動もあります。
施工業者により変動が大きいため、正確な費用を知りたい方は必ず見積もりを取るようにしましょう。

ウッドデッキ修理の手順

修理は主に以下の手順で行われます。

①床板を剥がす

②補修・交換を行う

③塗装する

「剥がして・交換して・塗る」という、とてもわかりやすい手順です。
色あせなどが気になる方は、個人でも塗装できる可能性もあります。
施工業者と相談しながら、ウッドデッキの状態に合わせて修理を依頼するようにしましょう。

ウッドデッキの定期メンテナンス

ウッドデッキの定期メンテナンスについて説明します。
個人で行えるメンテナンスは、以下のとおりです。

・腐食部がないか確認する

・色あせがないか確認する

個人でできる範囲では、目視で確認できるものしか判断できません。
腐食部(カビ)が木材の内部に入り込んでいる場合、目視では判断できないこともあります。
「上に乗ったときに割れる」などが起こると、怪我をする恐れもあります。
必ず定期的に業者に依頼するなどし、木材の内部まで点検してもらうようにしましょう。

まとめ

ウッドデッキの耐用年数は10年〜15年と言われています。
しかし、経年劣化により腐食したり、色あせる可能性が高いものです。
屋外に設置することが多いこともあり、必ず「寿命」が存在します。
施工業者により費用が異なるものの、定期的なメンテナンスをおすすめします。

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