沖縄県でも真冬は10度近くまで下がる日もあり、冬は浴室が冷えて使いたくない、と考える人は少なくないでしょう。とくに築年数の古い家で、タイルが張られたタイプの浴室は底冷えすることがあり、ヒートショックも心配です。
そこで今回は、浴室の断熱効果を高めるために、リフォームでできることを紹介します。
ユニットバスに取り換える
昔ながらのタイルの浴室は、なかなか温度が上がらないため冬には底冷えすることが特徴です。とくに沖縄では浴槽のない浴室も多く、身体が温まらないままとりあえずシャワーで汚れだけ洗い流すだけになることも少なくありません。
そういったケースでは、浴室自体をユニットバスにリフォームするのが効果的です。ユニットバスは、浴室の空間にさらに新しい部屋をはめ込む形になるため、二重構造になり断熱効果がたかいことが特徴です。浴槽もあわせて設置すれば、寒い日にはお湯につかって身体を芯から温められるようになりますよ。
既存タイルの上に浴室用パネルを張る
浴槽を使うことはないと考えられるなら、既存タイルの上から浴室用のパネルを張るのも断熱性を高めるのには有効です。
浴室用パネルとは、ユニットバスに使用される硬質発泡樹脂性でできたパネルで、発泡素材であるため断熱性が高いことが特徴です。パネルの継ぎ目はきちんとジョイナー・アングルを使って処理するので、水が漏れる心配もありません。ユニットバスと同じ壁になるので、断熱性が高まるだけではなく、掃除がぐっと楽になることもポイントです。
窓に内窓を取りつける
浴室に窓がついている場合は、内窓を取りつけるのも断熱には効果的です。暖気と寒気は窓からの流出入がもっとも多いと言われており、断熱性を高めるためには窓対策は欠かせません。
窓自体を浴室用の複層ガラスや樹脂性サッシに取り換える方法もありますが、もっとも効果が高いのは、窓枠のスペースを利用して内窓を増設することです。外窓と内窓の間に空気の層ができるので、冷気の伝導が悪くなり、効果的に断熱できます。
まとめ
浴室が冷えていると、シャワーを浴びるのが億劫になってしまいがちです。冬でも気持ちよくバスタイムを過ごすためには、断熱工事を検討しましょう!
辰技建では、各種リフォームに対応しています。「こんなことできるかな」「こんなときはどうすればいいのかな」といったご相談にも応じていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。