洗濯機の防水パンとは、洗濯機から水が漏れたときに水浸しにならないよう、洗濯機の下に取り付けられているトレイ状の備品です。
お家によっては防水パンが設置されていないところもあり、「心配だから取り付けたい」と考える人もいるようです。また、洗濯機を交換したらサイズが合わないといった理由で、交換したい人もいるでしょう。
そこで今回は、洗濯機の防水パンの取り付け・交換方法を紹介します!
洗濯機の防水パンは自分で取り付け・交換できる?
防水パンは、一見すると排水口に据え置いて、ネジで止めているだけに見えます。そのため簡単に設置・交換できると思う人が多いようですが、基本的にDIYはおすすめできません。
防水パンは、排水トラップと下水への排水管にきちんと接続する必要があります。接続部分から水漏れするようでは役目を果たせず大きな被害が出てしまいます。とくに集合住宅では、下の階にまで漏水被害が及んでしまうと、大きな補償問題になることも。
トラブルを防ぐためには、防水パンの取り付けや交換は、リフォーム業者などに依頼するのがおすすめです。
防水パンの取り付け・交換の手順
それでは実際に防水パンの取り付け・交換の手順を見てみましょう。
①防水パンのサイズを選ぶ
防水パンを取り付けるときには、まずは適切なサイズを選ぶことが大切です。防水パンは幅64cmの正方形タイプのものが設置されているケースが多いようですが、ほかにも幅が80cmある長方形タイプなど、いろいろな種類があります。設置する場所、そして洗濯機の大きさにあったものを選びましょう。
②既存の防水パンを取り外す
既存の防水パンは、まず排水トラップを取り外し、続けて排水筒を反時計回りに外していきます。排水パンの四隅がビス留めされている場合は、ビスを外すと防水パンを取り外せます。
③新しい防水パンを設置する
新しい防水パンを設置していきます。まず防水パンの開口部にUパッキンを取り付け、選択トラップの芯をあわせます。開口部に排水筒を時計回りで取り付けていきます。最後に位置を定め、床にビスで固定すれば終了です。
まとめ
防水パンは、床に乗せられているだけに見えますが、きちんと排水に接続したうえで床に固定する必要があるため、DIYの難易度は低くありません。漏水トラブルを起こさないためには、業者に依頼するのが安心ですよ。
辰技建では、「こんなこと頼んでいいかな」といったご相談にも応じています。どんな困りごとでも、まずはお気軽にお問い合わせください。