水回りというとキッチン・浴室・トイレが思い浮かびますが、洗面所もそのひとつです。洗面所はほかの水回りと同様に、水を扱うため湿度が高くなりやすく、家のなかでは比較的劣化が進みやすい場所です。
今回は、洗面所のリフォームを検討する際に、失敗を防ぐために押さえておきたいポイントを3つご紹介します!
化粧洗面台のサイズに注意する
化粧洗面台を選ぶときには、洗濯機の大きさや収納スペースを考慮しましょう。化粧洗面台のサイズを優先すると、洗濯機との間にムダなデッドスペースができてしまったり、反対に収納スペースが足りなくなったりしてしまう可能性があります。
また洗面ボウルまでが高すぎると不自然な姿勢になりますし、低すぎると腰が痛くなってしまいます。洗面ボウルまでの理想の高さは「身長÷2」とされていますが、「家族全員に合う高さ」というのは難しいものです。基本的には背が高い人に合わせ、背が低い人は踏み台を使うのがおすすめです。
お手入れしやすいものを選ぶ
化粧洗面台は、お手入れのしやすさを考えて選ぶことも大切です。デザイン性が高くても、複雑な形状をしているとホコリがたまる、カビが生えるといった問題が発生します。
天然木を使って洗面台を造作する場合には、カウンター部分は水はねしてもすぐに水がしみ込むことがないように、ウレタン塗装で仕上げておくと安心です。ただし長持ちさせるためには、使ったあとはこまめに拭くなど、日々のお手入れが大切です。
使いやすい洗面ボウルを選ぶ
意外と見落としがちなのが、洗面ボウルの大きさです。最近ではさまざまなタイプの洗面ボウルがありますが、「おしゃれ」を優先してサイズが小さなもの・浅いものを選んでしまうと、水が外に跳ねやすくなります。
洗面台周りの床が毎日濡れてしまうようだと、劣化の進行が速くなるので注意が必要です。洗面ボウルはデザイン性より実用性を重視するのがおすすめです。
まとめ
洗面所をリフォームするときには、「掃除のしやすさ」「デザイン性より実用性」を優先すると、失敗を防ぎやすくなります。また一般的に洗面所はコンパクトなスペースになるので、「洗濯機」「収納」が無駄なく収まる大きさの洗面台を選びましょう。
辰技建では「新しい洗面台と交換したい」「オリジナル洗面台を造作してほしい」など、いろいろなご相談に応じています。「こんなこと頼んでいいかな?」といったことも、まずは気軽にお問い合わせしてみてくださいね!